印良品らしいマイバッグを発売してください」というお客様の声は、以前より多数いただいていました。その声にお応えする上で、私たちは定番商品である「買い物バッグ」を「マイバッグ」と考え、商品開発に努めてきました。そして、店舗では、マイバッグでのお買い物が気持ち良くできる雰囲気づくりに重点を置いて活動してきました。「レジ袋は要りません」とお客様が気軽に言えるように、レジカウンターにグリズーさんのイラストを使った呼びかけPOPをご用意し、ご協力いただいたお客様には「ありがとうございます」のお声がけを心がけました。ところが、冒頭の声は増すばかり。もしかしたら、お客様の求めている「マイバッグ」は今ある「買い物バッグ」とは違ったものではないかと、私たちは考えるようになりました。「無印良品らしい」とは、お客様一人ひとりに寄り添うことのできる普遍性を持っていること。そんな視点から、マイバッグをもう一度考え直してみました。

布製マイバッグ
わかりやすい、3つのサイズをご用意しました。
一人ひとりのお客様のニーズに対応するために、まずこだわったのは「わかりやすさ」でした。素材、サイズ、デザイン、価格の全てが単純であることが重要だと考えたのです。素材はごくありふれた綿100%のもの。薄いので、クルクルと丸めると小さくなり、持ち運びに便利です。サイズは、様々な商品を扱う無印良品のお客様のために、3つご用意しました。サイズの基本はB5、A4、A3という代表的なノートのサイズです。それぞれ、ノートやファイルがすっぽりと入るように、少し余裕をもたせた設計になっています。価格は税込みでB5ワイド:50円、A4ワイド:70円、A3ワイド:100円。気軽に「一度、買ってみようかな」と思える価格を目指しました。今までマイバッグを使ったことのないお客様にきっかけを作っていただくことが、レジ袋の削減につながると考え、価格の設定にもこだわりました。

売場にご用意したスタンプ
アルファベットと数字を組み合わせて、お好きな印をつくることができます。
ただの生成りの長方形のバッグは確かに無印良品らしいけれど、それだけではつまらないと私たちは考えました。もちろん、お客様が家に持ち帰ってから、そのバッグに自分なりの印を付けられる自由度を持たせたい。たとえば、染色用のクレヨンや絵の具で絵を描いたり、刺繍やアップリケをできたりとか。だから敢えて、「無印良品」というロゴは入れずに、単純なバッグをつくったのです。でも、もっと手軽にお客様が「自分の印」をつけることができ、自分だけのマイバッグが作れたら、きっと楽しいだろうなとも私たちは考えました。それを実現するのが、売場にご用意したスタンプです。マイバッグをご購入いただければ、自由にスタンプを使用して自分だけのマイバッグが作れるのです。
一人ひとりの自分の印
染色用のクレヨンでお子さんが書いた絵に、お母さんが刺繍をしました。(先行店舗でマイバッグを手に入れた友人のもの)
布製マイバッグは3月25日より、有楽町、ルミネ新宿、自由が丘にて先行発売していますが、4月28日より、全国の無印良品でお買い求めいただけます。しかし、私たちはこれが全てだとは考えていません。無印良品はこれからも、お客様が「レジ袋を使わない方がずっといいね」と思えるような、素敵なお買い物の提案を、商品やサービスを通して行っていきたいと考えています。そのためには、定番商品である「買い物バッグ」の充実も欠かせません。6月中旬には、お客様の声を反映したバッグを発売する予定です。皆様もぜひ、ご意見、ご要望をお寄せください。(環境担当 TA-eco)
atelier GRIZOUの絵本が出版されます。
「環境について今、考えていること」のイラストでおなじみのグリズーさんことatelier GRIZOU(アトリエ・グリズー:小野千寿さんとグレゴワール・ダンタンさんのご夫婦から成るデザインユニット)が絵本をつくりました。タイトルは「もしも、モノが話したら。」4月29日の発売を記念して、無印良品有楽町にてイベントが行われます。ぜひ、遊びに来てください。
環境担当へのご意見、ご要望はこちらのページより承ります。
