良品計画

066 | 2007.12.17

マイバッグで素敵なお買い物

世界のお買い物 フランス編 その2

世界のお買い物風景から「素敵なお買い物」のヒントを見つけたい。そんな思いで様々な国に住む人たちのリポートをお届けしています。AIRIさんの住むフランスでは、ほとんどの家庭が共働き。週末に大型スーパーへ車で出向き、一気に一週間分の食材を買うため、日本の二倍は大きいカートに、信じられないような量の食料を積みあげて買い物をするとのこと。平日はもっぱら買い忘れたものや野菜などを地元のスーパーで買い足す程度といいます。フランスではコンビニエンスストアがない上、日曜日はすべての店が閉まっているため、渡仏当初は戸惑いを感じたというAIRIさん。でも、最近は仕事と休みをしっかり分けて、家族と過ごす時間を大切にするフランス人に共感できるようになったとのこと。「不便さを通して大切なものに気づかされた気がします」というAIRIさんのリポートの2回目です。

認知度高いフェアトレード

途上国の小さな農家や貧しい農園労働者を支援するために始められたフェアトレードの商品は、オーガニックという言葉までとはいかないものの、わりとよく知られていています。最近の調査では、フェアトレードの理念を知っていると答えたフランス人は74%に上るとも言われています。フェアトレードもBIOと同じくマークがあり、その中でも特に知られているのが、マックス・ハフェラーの認証商品で、コーヒーやチョコレートを中心に、茶や砂糖、カカオなどがあり、6割以上がオーガニックです。 また衣類、インテリア商品、おもちゃ、化粧品など商品は多岐にわたります。「フェアトレード週間」といって、消費者にフェアトレードを広めようという目的でアフリカから来た生産者たちを率いて、全国主要都市をまわるイベントも行われました。ほとんどの大型スーパーではフェアトレードの商品を扱っており、BIOのお店でも購入できます。また、フェアトレード専門店も存在しています。パリではフェアトレード国際見本市なども行われる他、フェアトレードでおしゃれに着こなすことを提案するファッションショーが開催され、労働者の人権を尊重し、環境を考慮した服作りをするクリエイターたちが世界中から集まり、入場制限が出るほどの盛況となりました。

モノプリのエコバッグ
ちょっとお洒落なスーパーマーケット、モノプリのエコバッグは全部で4色。可愛くて鞄の場所をとらずに丈夫なので愛用しています。シーズンごとに入れ替わるデザインも楽しみ。

大型スーパーchampionのバッグ
大きくて丈夫。何度も使えるので毎回買うとそれなりに高いので(150円ほど)、再利用で買い物のときに持ってくる人が多い。

自分のペースにあわせて購入

フェアトレードの商品はコーヒーとチョコレートを購入しています。フェアトレードはオーガニックである場合が多いため、その中で良さそうなものがあったら、体にも良いという点で自分のために、また世界のどこかの困っている人に少しでも助けになるということで一石二鳥だと思って購入しています。食材にしても洋服にしても、世の中本当に色んな商品があふれていて、どれを選んでいいのか分からなくなるときがあります。私は直接口に入るもの、肌につけるものは自然体の製品がいいので、オーガニックやフェアトレードの製品をできる限り買うようにしています。値段が高いのは気になりますが、信用を買っているつもりで購入しています。とはいえ卵やお肉、野菜など、すべてをオーガニックにしようと神経質になって生活するのも限界があるように思うし、そうしたいとも思いません。自分の生活ペースと予算にあわせてオーガニック製品と上手に付き合っていきたいと思います。また、私はまだ子供がいませんが、子供ができたらできるだけ体にやさしい製品を買いたいと思っています。 (現地リポーター AIRIさん次回に続く

瓶詰めの野菜
フランス人は、瓶詰めの野菜をよく料理に使います。(共働きなので料理時間の短縮のためでしょう)ここにはオーガニックのにんじん、インゲン、豆類、トマトソースの瓶詰めなどが並べられています。どれも普通の商品より高めの値段設定です。

TA-ecoから一言

Airiさんのレポートで思い出したのが、7月にお届けしたノルウェー編のその1その2です。日曜日にお店がお休みだとかコンビニエンスストアが無いとか、およそ日本では考え られないのですが、彼らの生活には私たちが物質的な豊かさの代償に失ってしまった「生活の豊かさ」を感じずにはいられません。

環境に関するご意見・ご要望

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