使用を制限している素材

まず、人間として自分の家庭では使用したくない素材をいくつかリストアップし、当社での扱い量の多さや現在の社会の動きから考えて、重点的に対応する素材を決定しました。

塩化ビニル樹脂

幼児が使用する製品や直接口に触れる製品には可塑剤にフタル酸エステル類を使用しません。

塩化ビニル樹脂の成形や加工をしやすくするために添加される物質「フタル酸エステル類」は環境ホルモンの疑いがあると言われています。無印良品では塩化ビニル樹脂に対して、使用する製品を明らかにします。また、幼児が使用する製品や直接口に触れる製品については、フタル酸エステル類を可塑剤とした樹脂は使用しません。

現在発売の塩化ビニル樹脂を使用している商品(一部使用含む)

フタル酸エステル類使用

電化製品全般(電源コード、電源プラグ)、ホットカーペット・本体(ヒーターワイヤー、センサーワイヤー)、ステンレスラック・ふきんかけ類(吸盤部分)、グラスファイバーメジャー(テープ)、ネッククッション類(本体)、四輪キャリーバッグ(内部フレーム材のカバー)、二輪のときも楽な四輪キャリー(ファスナー周辺部)、なわとび(ロープ)、アロマディフューザー、ユニットシェルフキャスター、小分けビン、塩化ビニールカバーマンスリースケジュールおよびマンスリー・ウィークリーノート

フタル酸エステル類不使用

幼児用・折りたたみ式テーブルチェア(座面補強シート)、ガラスアロマウォーター(プラグ付電源コード)、貼って使えるポリプロピレンバス用類(吸盤部分)、アルミフック・タオルリング類(吸盤部分)、子供用シューズバッグ・ショルダーバッグ・レッスンバッグ(お名前カード部分)、一体成型バレエタイプシューズ・スニーカー(全体)、乗馬タイプレインシューズ(外形全体)、ビーチサンダル類(鼻緒または全体)、柔らか持ち手バッグ類(全体)、PVCコーティングメッセンジャーバッグ類(全体)、革持ち手Wファスナービジネスバッグ(ショルダー肩パット部分)

2009年2月より発売している塩化ビニールカバーマンスリースケジュールおよびマウンスリー・ウィークリーノートは、使用済みのカバーを店頭にて回収し、リサイクルしています。

※ フタル酸エステル類を使用しないタイプの塩化ビニル樹脂を使用

ホルムアルデヒド

家具類に使用する木材はホルムアルデヒド放散レベル JAS・JIS規格F☆☆☆またはF☆☆☆☆レベルの材料を使用します。

家具類はJAS・JIS規格F☆☆☆またはF☆☆☆☆レベルの材料のみを使用します。
木製家具のホルムアルデヒド対策については、「木製家具のホルムアルデヒドについて」をご覧ください。

森林資源

木および紙製品の原料に違法伐採に関与している森林資源を使用しません。

違法伐採はそこに住む人々や動物の生活を脅かすばかりでなく、地形の変化や地球温暖化にも影響を与える行為です。無印良品では、木および紙製品の原料について、可能な限り違法伐採に関与していないことを確認しています。また、主要部材については生産地確認を毎年行っています。
但し、「リサイクルで木材資源を有効に活用することも重要」と考えていますので、再生紙、再生木材を使用した集成材については木材そのものの生産地を確認できませんが、使用していくこととします。

食品添加物

海外で禁止されているステビア(甘味料)、ソルビン酸(保存料)を主原料で使用しません。

食品添加物については各国で対応が異なります。無印良品は現在、海外15ヶ国に出店しています。全てのお客様が安心して無印良品の食品をお買い求めいただけるように、無印良品は海外で禁止されている食品添加物に対しても、段階的に使用を止めていきます。
現在使用を中止しているのは、上記を含め、赤色2号や青色1号等の合成着色料、BHT等の酸化防止剤など全24物質です。

フッ素の取り扱い継続について

無印良品はフッ素、特に調理器具のフッ素樹脂コーティングに対し、長時間の空焚きによって発生する有毒ガスの危険性に留意し、使用しない方針を打ち出しておりました。しかし、1.こびりつきにくいという特性のあるフッ素樹脂コーティング製品へのお客様からのニーズが高い 2.代替素材の評価を独自に行った結果、いずれもフッ素樹脂の性能より著しく劣る といった理由により、使用を継続することとしました。今後、加熱する部分にフッ素樹脂が使用されている製品には、使用されていることをわかりやすいように表示するなど表示基準を作成し、実践していきます。今後も代替素材の研究を継続して進め、早い段階で代替物質に切り替えのできるよう、今後も努力して参ります。