良品計画

当中間期及び通期の業績の概況

良品計画 > 投資家向け情報 > 決算短信・関連資料 > 当中間期及び通期の業績の概況

平成11年9月30日

平成12年2月期 中間決算短信


 当上半期は雇用情勢の一段の悪化による消費マインドの冷え込みが続き、小売業界にとりまして依然厳しい経営環境で推移いたしました。このような環境の中、当社は、「無印良品千本」(京都府)をはじめ9店舗を開店し、「無印良品原宿」(東京都)ほか2店舗を閉店するなど、昨年に引き続き店舗の大型化及び標準化による効率化を図るため、店舗のスクラップアンドビルドを積極的に推し進めました。
 その結果、平成11年8月31日現在店舗数256店舗(うち直営店76店舗)及びキャンプ場2ケ所、総売場面 積は126,685m2(うち直営店49,524m2)、1店舗当たりの平均売場面積は494m2(うち直営店は651m2) にまで拡大いたしました。
 一方、海外では、英国に10店舗目として「ムジ ブルーウォーター」(ロンドン市郊外)、仏国に2店舗目として、「ムジ オベール」(パリ市)を開店いたしました。
また、店舗の大型化・顧客層拡大に対応して衣服・雑貨部門では、ベビー商品の新規投入及びビジネスウェアーの充実を図りました。生活雑貨部門では木製収納家具の新規投入及び寝装・ファブリックのサイズの拡充、ヘルス&ビューティーの商品アイテムの拡充を図りました。
 さらにお客様の生活防衛に応えるべく6月29日からは製造コストの削減や物流ルートの簡略などにより、222商品、平均13.4%の価格引き下げ(9回目、延べ1,701品目)を実施いたしました。
 なお、当中間期にて将来に亘る財務内容の一層の健全化を図るため、会計制度の改定による会計処理の変更を前倒し実施いたしました。
 これらの結果、当上半期の営業収益は528億58百万円(前年同期比116.1%)、経常利益は69億2百万円(同156.2%)、中間利益は28億13百万円(同131.9%)となりました。
 当期の中間配当につきましては、1株につき30円とさせていただきます。
 今後につきましては、引き続き店舗の大型化・標準化による効率化を推し進めるとともに、東日本キヨスク株式会社との業務提携による新業態店舗「無印良品comKIOSK」(売場面積約11坪、アイテム数約700)のJR東日本駅構内での展開や、今後のネットワーク社会を視野にいれた、米国におけるインターネットによるテスト販売の実施など新規ビジネスチャンスの獲得に積極的に取り組んでまいる所存です。
 なお、コンピューター西暦2000年問題への対応につきましては、情報システム部を中心として対応をすすめており、社内システムに関する対応はほぼ完了し、最終テスト段階にあります。テスト完了予定は、10月末となっておりますが、更に年末年始に向け予期せざる事態への対応態勢を整えて参ります。
 通期の業績につきましては、営業収益は1,048億58百万円(前年比114.5%)、経常利益は132億52百万円(同147.0%)、当期利益は57億83百万円(同133.2%)を見込んでおります。
ご提供する各種データは、細心の注意を払って掲載しておりますが、その正確性を完全に保証するものではありません。
これら各種データをご利用になったことによって、生ずる一切の損害についても、責任を負うものではありません。
当データの著作権は(株)良品計画に帰属するものです。