無印良品の歩み
無印良品の誕生は1980年。起点はものの生産プロセスを徹底して合理化することで簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すことでした。
具体的には「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を通して商品を見つめ直しています。
たとえば、紙の原料であるパルプを漂白するプロセスを省略すると、紙はうすいベージュ色になります。
無印良品はそれをパッケージ素材やラベルなどに用いました。結果として非常にピュアで新鮮な商品群が現れたのです。
演出過剰ぎみだった一般商品と好対照をなす商品群は、日本のみならず世界に衝撃を与え、大きな共感とともに受け入れられました。
無印良品の店舗は現在、全世界で1000を超え、商品アイテムも、衣服や生活雑貨、食品、そして家まで、7000アイテムを超えました。
しかしその思想の根幹は誕生当時と変わらず、北をさす方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けています。
できごと
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