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代表取締役社長 清水 智の画像

当社は、1980年に「わけあって、安い。」をキャッチコピーに、従来の商品の規格からすると少し外れてしまうような商品の企画からスタートしました。大量消費社会のアンチテーゼとして、創業以来「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つのわけを守りながら、実質本位の商品をつくり続けています。

現在、SDGsの達成に向けて多くの国や企業が取り組んでいる状況です。一方で、当社におけるSDGsは今に始まったことではなく、創業当初から3つのわけを取り入れた商品づくりと、社会課題解決の側面から防災の啓蒙や廃校の活用など、さまざまな活動を行ってきました。

そして、2021年9月に「第二創業」を掲げ、商品、サービス、店舗、活動を通じて、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、従業員が一丸となって取り組んできました。

今後は、更なるグローバルでの事業展開を進めてまいりますが、各国における「無印良品」の認知度やイメージには偏りがあります。今後の戦略を考えるうえで、無印良品の原点である考え方を再度見つめなおし、携えながら、丁寧なコミュニケーションをしていくことが重要と考えています。

私には夢が2つあります。それは、簡素が豪華に引け目を取る事なく、その簡素の中に秘めた知性や感性がむしろ誇りに思えるような世界になること、従業員が大事な人と、大事なことをいたわる事のできる個人の時間をきちんと確保し、働く場所がわくわく感とプライドに満ち溢れたものにすることです。

これらの夢を胸に、暮らしを営むすべての皆さまと、世界中で成長に挑戦するすべての従業員とともに、当社は「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて進んでまいります。

今後とも、ご支援賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

清水 智