良品計画の人権尊重
生産パートナー行動規範
サプライチェーンにおける人権及び労働環境への配慮に関する機運の高まりや、当社グループ事業の拡大を背景に、当社グループ及び取引先に対して「良品計画の環境・労働・安全マネジメント」を2007年に策定しました。2015年には、活動をさらに強化するため、国連グローバルコンパクトの10原則及びILOの中核的労働基準を基に「良品計画の環境・労働・安全に関する基本方針」を策定し、「良品計画の環境・労働・安全マネジメント」を併せて改訂しました。
企業に対するCSR要請は日々変化しており、相互信頼に基づく良好なパートナーシップを構築し、サプライチェーン全体にわたる公平で安全かつ健全な職場環境および自然環境に配慮する責任を果たすために、これらを「生産パートナー行動規範(以下、行動規範)」と改め、2020年7月に本行動規範を制定し、遵守を誓約いただける工場とのみ契約しています。また、取引先工場には、本行動規範を基準として、労働環境モニタリングを実施しています。
行動規範では法規制を満たしつつ、国際条約や基準を加味し、下記のような内容を定めています。本行動規範は国際基準に沿って改訂していきます。
(1)法律と規制
(2)児童労働/若年労働の禁止
(3)強制労働の禁止
(4)雇用契約
(5)労働時間
(6)賃金および補償
(7)健康と安全
(8)化学物質管理
(9)結社と団体交渉の自由
(10)差別
(11)ハラスメント、虐待、懲罰手続き
(12)腐敗防止
(13)環境
(14)下請け
(15)責任ある調達とトレーサビリティ
(16)コミュニティ
行動規範は日本語、英語、中国語で作成し、ホームページへ掲載するとともに、製造委託工場に配布・説明し周知徹底を図っています。今後は行動規範の改定内容について、必要に応じてサプライヤーミーティングを開催し、サプライチェーン全体でのCSRの徹底を図ってまいります。