環境への配慮

廃棄物管理

良品計画は、1980年のブランド創生以来、「素材の選択」「工程の見直し」「包装の簡略化」の3つの視点でものづくりを続けてきました。地球環境や生産者に配慮した素材を選び、すべての工程において無駄を省き、本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客様に提供することを目指した、実質本位のものづくりです。

こうした創生以来の取り組みを進め、プラスチック製ショッピングバッグの廃止、マイバッグ持参の推進、パッケージ素材・陳列素材の見直しを行っています。

自然とのより良い関係を目指す無印良品は、地球資源の循環化および廃棄物削減に向けて、これからもできることから進めていきます。

1.目標

良品計画グループ

・店舗、オフィスにおける資源リサイクル

世界中で展開する店舗とオフィスから排出される廃棄物を適正に管理・処理することで、資源リサイクルを推進します。
国内では、通いコンテナによる納品を実施し、店舗・センター間でリユースして使用しています。また、直営店を中心に約240店舗(全体の約6割の店舗)にて店舗供給に使用するダンボールの一部をリユースするしくみを導入しています。

・原材料調達における資源利用の効率化

商品の企画および調達する原材料の選定において、リサイクル素材の活用など、資源効率の向上につながる原材料の利用を促進します。

・商品の企画における資源利用の効率化

無印良品は、衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、1980年に日本で生まれました。生活の「基本」と「普遍」を目指し、長く愛用して頂けるものづくりを続けることで、資源がより効率的に活用される社会の形成に貢献します。

サプライチェーン

無印良品は1980年の誕生以来、商品開発する上での3つの視点として「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を大切にものづくりに取り組んできました。誕生以来大切にしている「資源を無駄にしない」の視点から、無印良品の衣料品の生産過程で発生する裁断端切れや、汚れや傷で販売できなくなった製品の一部を、再び糸にして、素材として再生し、製品化することにも取り組んでいます。また、輸送方法の最適化や梱包材の再利用などを通して、廃棄物を最小限に抑えていきます。

お客様

無印良品はモノをつくり、モノを売る立場として、役割を終えたモノたちの行く末を考えています。長年ご愛用いただいた無印良品の商品を店頭にて回収し、ムリ・ムダの少ないリサイクルや、先人の知恵を生かしたリユースをご提案しています。

2.取り組み

良品計画グループ

BRING

繊維製品のリサイクル

2010年に「FUKU-FUKUプロジェクト」としてスタートした「BRING」は、衣料品の100%リサイクルをめざし発足した企業連携のプロジェクトです。このプロジェクトを通じて循環型社会形成への貢献を目指しており、良品計画ではプロジェクトがスタートした2010年から参加しています。2019年度は、44.2トン/年間の繊維製品を回収しました。役目を終えた繊維製品は、服の原料などにリサイクルされています。

ReMUJI

ReMUJI

お客様に長年ご愛用いただいた商品(回収した商品の一部)や、ものづくりと流通の過程で発生する販売できなくなった商品をためておき、色を染め直すなど、新たな価値のある商品に再生させる取り組みです。2015年3月オープンの無印良品 天神大名の店舗で販売をスタートし、現在では日本国内の6店舗にて常設で販売をしています。

プラスチック製ショッピングバッグの廃止

プラスチック製ショッピングバッグの廃止

2020年3月以降、日本国内全ての店舗にてプラスチック製のショッピングバッグの配布を順次廃止し、素材やサイズを見直した紙袋の配布への変更をすすめています。また、マイバッグのご利用を推進するとともに、大きなサイズの商品やまとめ買いに便利な「再生ポリプロピレンバッグ」を消費税込み150円で販売しています。不要となった場合は無印良品全店で返品いただくことが可能です。

同年6月からは、日本国内の無印良品全店においてマイバッグ利用推進キャンペーンをスタート。商品ご購入の際にレジ袋をご辞退いただいたお客様を対象に、MUJI passportマイルを付与しています。

パッケージ素材、陳列資材の見直しによる環境配慮

パッケージ素材、陳列資材の見直しによる環境配慮

地球資源の循環化および廃棄物削減を目指して、ショッピングバッグ以外にも商品パッケージや売場陳列用資材の素材を順次見直しています。例えば、プラスチック製が一般的な靴下やストールの陳列用フックを、2019年春夏商品から再生紙を使用したものに変更をしました。下着やアロマオイルなどパッケージを必要とする全ての商品を洗い出し、現在のプラスチック原料を中心としたパッケージから、無くす、もしくは再生紙などの代替素材へと可能なかぎり変更を進めています。

加えて、2020年2月からは、飲食業態Café&Meal MUJIで提供するストローの素材を、現状の紙製のものから竹の繊維を材料としたストローに順次変更していきます。天然素材のみで作られたこのストローは自然環境下でも100%分解され、かつ紙製よりも耐水性が高いことからお客様の飲みやすさも確保しています。

自分で詰める水のボトル・給水サービス

自分で詰める水のボトル・給水サービス

プラスチックごみを削減する取り組みの一環として、7月1日(水)より「自分で詰める水のボトル」を販売するとともに、無印良品の店内に給水機を設置し、店舗での給水サービスをスタートしました。

自然とのより良い関係を目指す無印良品は、地球資源の循環化および廃棄物削減に向け、できることから進めています。このたびプラスチックごみ削減の一環として、無印良品の店内に給水機を設置し、無料の給水サービスをスタートします。この給水機でご利用いただける飲料水には、水道水を使用しています。ペットボトル入りの飲料を新しく買う代わりにマイボトルを持参すれば、誰もが気軽に飲料水を詰めることが可能です。店内に給水機を導入し、マイボトルを持参される方が増え、環境や健康について考えるきっかけとなることを目指しています。

また、自分で繰り返し水を詰め替えることのできるボトルを販売します。無印良品に設置した給水機での利用はもちろん、ご自宅やオフィスでも気軽にご利用いただくことで、新しいペットボトルを消費することのない「給水」という行為が日々の習慣になることを目指しています。発売と合わせて、不要となった「自分で詰める水のボトル」の店頭での回収もスタートいたします。繰り返し使っていただきたい商品ですが、新しいボトルへの買い替えの際や万が一破損してしまった場合などは、お近くの無印良品までお持ちください。回収した商品はポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげます。

紙の使用量削減の取組み

無印良品(上海)商業有限公司(以下、上海オフィス)では、自発的に手を挙げてくれたメンバーが集まってオフィスのリノベーションや働き方について話し合う、オフィス改善プロジェクトを推進しています。

プロジェクト内で「印刷した紙の二次利用を促進できないか」という意見が出たことを機に、インクを消すことで紙を再利用することのできるプリンターを2017年7月から導入しました。その資料は本当に印刷すべきかどうかを都度考え、上海オフィスメンバーの資源に対する意識を高めるきっかけとなっています。

一人ひとりの気付きを大切にし、小さな取組みも全員で真剣に考えることで、意識や行動の変化につながると考えています。

サプライチェーン

再生ウール

再生ウール

本来なら捨ててしまう、生産過程から出る端切れや余り糸、原料として再生し、もう一度紡績した糸で編んだり、織り上げた生地を使用して、商品を作りました。人の手で色別に仕分け、粉砕してワタ状に戻したあと紡績する事で、染色する工程を省略しています。また、再生した糸を無染色で使用する事で、素朴な風合いを実現しています。

お客様

マイバッグの推進

マイバッグの推進

人と自然とのより良い関係を考える無印良品は、地球のごみを減らすため、できることからはじめています。お買い上げ時にお渡しするレジ袋の削減もそのひとつ。

2019年4月にオープンした世界旗艦店「無印良品 銀座」では、プラスチック製のお買い物袋を廃止し紙バッグの配布のみにすると同時に、お買い物でご利用いただけるマイバッグの種類を拡大。お客様にマイバッグのご利用を呼び掛けています。

同年6月からは、日本国内の無印良品全店においてマイバッグ利用推進キャンペーンをスタート。商品ご購入の際にレジ袋をご辞退いただいたお客様を対象に、MUJI passportマイルを付与しています。

2019年度 特定家庭用機器の再商品化等実績報告

特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づき、良品計画が2019年度(2019年4月1日から2020年3月31日)に再商品化等を実施した、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の総合計の状況は以下の通りです。

特定家庭用機器廃棄物の再商品化等委託台数 *右にスクロールしてご覧ください

品目 テレビ
(ブラウン管)
テレビ
(液晶/プラズマ)
冷蔵庫・冷凍庫 洗濯機・衣類乾燥機
指定引取場所での引取台数 34台 45台 10,444台 9,468台
再商品化処理台数 35台 47台 10,478台 9,594台
再商品化等処理重量 768kg 832kg 600,490kg 369,482kg
再商品化重量 569kg 723kg 483,290kg 345,742kg
再商品化率(重量比率) 74% 86% 80% 93%

再商品化等実績(施行規則47条第1号に基づく報告)

製品の部品または材料として利用するものに有償または無償で譲渡しうる状態にした場合の当該部品および材料の総重量

*右にスクロールしてご覧ください

部品及び材料名 テレビ
(ブラウン管)
テレビ
(液晶/プラズマ)
冷蔵庫・冷凍庫 洗濯機・衣類乾燥機
88kg 347kg 234,844kg 163,214kg
32kg 7kg 11,421kg 7,507kg
アルミニウム 1kg 37kg 7,460kg 7,823kg
非鉄・鉄など混合物 2kg 2kg 73,079kg 35,105kg
ブラウン管ガラス 272kg - - -
その他の有価物 174kg 323kg 156,486kg 132,093kg
総重量 569kg 713kg 483,290kg 345,742kg