「無印良品 窓の家」2008年度グッドデザイン賞 ベスト15に決定
株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 金井 政明)の連結子会社であるムジ・ネット株式会社(東京都豊島区/代表取締役社長 浅田 直熙)の販売する「無印良品 窓の家」は、日本の総合的なデザイン評価として最も知名度のある「グッドデザイン賞」の「2008年度グッドデザイン賞 ベスト15」に選出されました。
ベスト15入賞は金賞以上の受賞が決定しております。また11月6日に行われる最終審査へ大賞候補としてノミネートされておりますので、最終審査によって「大賞」あるいは「金賞」のどちらになるかが決定します。大賞を受賞しますと、無印良品では初となります。
「無印良品 窓の家」
【商品コンセプト】
2007年4月より販売を開始いたしました「無印良品 窓の家」は、「無印良品 木の家」(2006年度グッドデザイン賞受賞)に続く商品となります。
「無印良品の家」のコンセプトは、「家を暮らしから考えている」という点にあります。毎日の暮らしをより豊かにするための大切な要素を「窓」として捉えたのが「窓の家」の最大の特徴です。採光や通風、換気という役割だけではなく、「窓」で切取られる固有の「風景」を大切にしたいと考えました。窓枠は目立たせず、壁に四角い穴をあけただけのようなデザインを採用しています。見慣れた風景も「窓」というフレームで切り取ることで、世界で一つの風景となり、その家で暮らす家族共有の大事な記憶となります。住む人の美意識に合わせて自由に外の景色を切取り、それを楽しむことのできる家、それが「窓の家」です。
【商品価格】
「無印良品の家」は、無印良品の商品と同様に、商品タグがつけられています。これは「良い商品」を「適正な価格」でお届けするという無印良品のモノづくりのコンセプトに沿ったものです。このことによって住宅メーカーとしては画期的な「明確な価格の表示」・「全国統一価格」を実現しました。
「窓の家」は規格として20プラン(税込価格1399万円~)の用意がございます。フリープランでのご対応も可能ですが、お客様は20プランからご自分の敷地や居住条件に合ったサイズを選び、おおまかな建設費用を予想する事が可能です。
【仕様】
「窓の家」では、華美な装飾や不必要に豪華な設備を排除し、「家」にとって本当に必要な「耐久性」「快適性」「可変性」「普遍性」「適正な価格」を備えた標準仕様としています。「家」は愛着をもって永く使っていただきたい、安いだけの「家」でなく「品質のよさ」を実感できる商品をご提供したいと考えております。
1. 耐久性
構造に、「SE構法」を採用する事で、木造住宅でありながらビルや大規模建築と同様に構造計算を行い、その安全性を科学的に検証しています。
2. 快適性
「無印良品の家」は外断熱工法・断熱サッシを使用しています。吹き抜けの上下でも温度差が少なく結露の発生も抑えられ、健康的で快適な温熱環境を実現します。
3. 可変性
SE構法が実現する仕切りの無い空間によって、スケルトン&インフィルが可能となります。スケルトン&インフィルとは、建物を「スケルトン(構造体)」と「インフィル(内装・仕切り壁)」に分けて設計することで、家族のライフスタイルの変化にも柔軟に対応し、自由に仕切り壁の位置を変更する事が可能となります。
4. 普遍性
流行を追わず過度な装飾をまとわない、簡素なつくり。家の原形をさかのぼり、時代に左右されない普遍的な家のかたちを追求しました。
5. 適正な価格
永く、快適に暮らすため妥協しない高性能な住宅。価格のわかりづらさを排し、高性能を適正な価格でご提供しています。
【顧客ターゲット】
「無印良品の家」をご購入いただいている中心顧客層は30代後半ですが、20代・30代前半の層が最近は非常に増えております。無印良品の商品と同様、生活者視点で考えた機能と仕様を満たした上での「賢い低価格」がお客様に受け入れられていると考えております。「服を買うように家も買ってしまいました」というお客様の声もいただいております。
【関連情報】
株式会社良品計画 経営企画部 広報課rk-pr@muji.co.jp