無印良品 (MUJI) 新規海外展開ポルトガル出店についてのお知らせ
株式会社良品計画(本社:東京都豊島区/代表取締役社長 金井政明)は、ポルトガルに出店することを決定いたしました。出店に際しましては、ブラキウム・リテール・ポーチュガル (Bracchium Retail Portugal) 社とライセンス契約を結び、商標のライセンス供与ならびに商品供給を行い、同社が運営する同国の店舗にて「無印良品 (MUJI)」を展開いたします。
現在、無印良品は18の国と地域で約117店舗(2010年3月末現在)を展開しております。うち、ライセンス供与/商品供給店舗を展開しているのは、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、スペイン、ポーランド、台湾、タイ、トルコ、インドネシアです。
出店理由
ポルトガルは機械産業を主要産業とし、西欧の工場として発展しています。GDPは2,444億ドル、経済成長率1.9%(2008年)も他のEU諸国と遜色が無く、消費市場も活発化しつつあります。人口1,070万人ながら、首都リスボンには262万人、第2の都市ポルトには160万人と40%強が集中しており、出店に十分な市場があると判断しました。
出店計画
2010年度、2011年度にそれぞれ1店舗を出店し、2015年までに最大5店舗程度の出店を予定しております。1号店については、出店候補地を選定中ですので、規模および品揃え等の詳細は未定です。店舗展開予定の都市はリスボン並びにポルトです。
ライセンス契約先
ブラキウム・リテール・ポーチュガル (Bracchium Retail Portugal) 社は、親会社であるコルポラスィオン・エシェア・エンプレサリーア (Corporacion EXEA empresaria) 社がポルトガルにて無印良品を展開するにあたり新たに設立した子会社です。親会社であるコルポラスィオン・エシェア・エンプレサリーア社は、同族会社として1914年にスペインにて創業しました。現在は香水の製造販売を基盤とし、化粧品やブランド投資で事業拡大したグローバル企業で、グループ全体の年商は1,700億円です。同社は、現在スペインにて無印良品 (MUJI) のライセンス供与/商品供給店舗を運営しているオプロ・インベストメント (Oppro Investment) 社のパートナー会社の1社でもあり、出資および運営サポートを行っています(スペイン1号店は2006年5月にバルセロナに出店)。当社は、コルポラスィオン・エシェア・エンプレサリーア社が(1)小売業での経験・ノウハウを十分に持っている、(2)無印良品 (MUJI) のスペインでの店舗展開のサポート業務を通じて、無印良品のコンセプトや出店知識、実務経験を既に持っている、という理由からパートナーとして最良であると判断しました。
株式会社良品計画 経営企画部 広報課rk-pr@muji.co.jp