無印良品の理念を受け継ぎ、前進させる書籍「素手時然」発行のお知らせ無印良品誕生35周年

素手時然

無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 松﨑 曉)は、無印良品誕生から35年を迎えるにあたり、無印良品の理念を受け継ぎ、さらに前へと進めることを目的とした書籍『素手時然』を6月11日より全国の無印良品にて発売いたします。

人々に響く言葉と図版の力で示す無印良品の理念

無印良品は、その発案者の1人である田中一光氏が中心となり、無印良品の原点にあたる考え方をまとめた書籍「無印の本」(1988年11月発行 絶版)を精神的な支柱としてまいりました。「無印の本」の発行当時、国内展開のみだった無印良品は、現在、日本を含む26の国と地域で約700店舗を出店するに至りました。

このたび無印良品にて発売される『素手時然』は、生まれたての無印良品を応援する視点でつくられた「無印の本」を原点としながら、新たな時代を見据えて、世界の人々に無印良品のめざす生活像を語ることを目的とし、企画されました。責任編集はアドバイザリーボードメンバーである小池一子氏と原研哉氏、アートディレクションは原研哉氏が務めました。

既に世の中にあり、人々のより良い「生」と「くらし」への思いを伝える約150の文章と、約100点の図版をあつめた書籍『素手時然』は、言葉と写真によるイメージの触発と連繋によって、読者の想像力の飛躍を誘うべく編集されています。

1980年に生まれた無印良品の基本理念を未来に受け継いでいくために、そして新たな思いを紡いでいくためのヒントとなるような一冊の本となれば幸いです。

【書籍概要】

素手時然
書籍名:
素手時然(そしゅじねん)
発売日:
2015年6月11日(無印良品店頭)、
6月12日(一般書店)
企画:
株式会社良品計画
発売:
株式会社平凡社
税込価格:
2,160円

【責任編集者略歴】

小池一子(こいけ・かずこ)氏
1936年東京生まれ。クリエイティブディレクター。早稲田大学文学部卒業。武蔵野美術大学名誉教授。創業以来、無印良品のアドバイザリーボードを務める。「三宅一生の発想と展開 ISSEYMIYAKE East Meets West」「空間のアウラ」「田中一光とデザインの前後左右」など著書、編著多数。

原研哉(はら・けんや)氏
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表。武蔵野美術大学教授。2002年より、無印良品のアドバイザリーボード及びアートディレクターを務める。デザインを社会に蓄えられた知恵ととらえて活動。サイン計画、商品デザイン、展覧会プロデュースなど、活動は多岐にわたる。「デザインのデザイン」「白」など著書多数。

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