2015年度グッドデザイン賞を8件で受賞成田国際空港第3旅客ターミナルビルが「金賞」を受賞無印良品「木の家」は「ロングライフデザイン賞」を受賞
株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 松﨑 曉)は、株式会社日建建設(東京都千代田区/代表取締役社長 亀井 忠夫)、株式会社PARTY(東京都渋谷区/Chief Creative Officer & Founder 伊藤 直樹)との3社合同で取り組んだ「成田国際空港第3旅客ターミナルビル」が、2015年度グッドデザイン金賞を受賞、その他無印良品「木の家」が「ロングライフデザイン賞」を受賞するなど、8件が受賞しましたのでお知らせします。弊社では成田国際空港第3旅客ターミナルビルでの受賞も踏まえ、今後も引き続き公共性の高い施設へ貢献できるよう取り組んでまいります。
2015年度グッドデザイン金賞
成田国際空港第3旅客ターミナルビル
東京オリンピックが開催される2020年には訪日外国人数が2,000万人にまで増加すると予想されています。ローコストキャリア(LCC)の台頭や、 国際線と国内線を同一ターミナル内にすることで諸外国から地方へのアクセスの利便性を向上させることを目的とし、また、ローコストな旅を志向するLCC利用客のための「ローコスト空港のデザイン」を目指した良品計画、日建設計、PARTYによる3社共同のプロジェクトです。 建築、サイン、家具といったデザインを、それぞれが分断しておこなうことなく、お互いの制作プロセスに協力し合い密に連携させ、統合的にデザインしました。
弊社では、国内空港最大のフードコートにはオーク無垢材のテーブルや椅子を設置。また、ゲートラウンジにはLCCを考え仕様を整えたソファベンチを設置しました。ソファベンチの開発では、空港にある家具を旅行者がどのように使用しているのかを観察することから始め、人々の待ち時間を快適にするデザインとは何かを追求。効率を最優先に考えたLCCでの旅の合間に人々が無意識にとる行為を考えた工夫を施しています。ゆったりと座るだけでなく閑散時には寝転ぶことも想定し、ひじ掛けをなくして座面を広く確保したデザインが特徴です。
グッドデザイン賞
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の制度です。1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を発端に、これまで約60年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、現在では広く認知されています。
http://www.g-mark.org/
受賞一覧
グッドデザイン金賞
グッドデザイン・ベスト100
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
グッドデザイン賞
株式会社良品計画 経営企画部 広報課rk-pr@muji.co.jp