中国における報道に関する見解について
3月15日夜に中国国営中央テレビ (CCTV) が放送した番組(3・15晩会)の中で、中国当局が日本の放射能汚染地域と指定し輸入を禁止している地域において生産された食品が、中国国内で販売されているとの報道があり、そのうちの1社に「無印良品」の名前が挙げられました。その内容に対しまして、当社の見解をお伝えいたします。
報道された内容
中国当局が日本の放射能汚染地域と指定し輸入を禁止している地域※において生産された商品を「無印良品」が中国国内で販売している。
※福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、宮城県、新潟県、長野県、埼玉県、東京都
報道された具体的な商品
① ノンカフェイン はと麦&レモングラス 500ml
② 優しい昔菓子 大粒卵ボーロ 70g
中国での販売会社
無印良品(上海)商業有限公司(中国 上海市)
当社の見解
①の原産地は福井県、②の原産地は大阪府であり、中国当局が日本の放射能汚染地域として指定し輸入を禁止している地域で生産された商品ではございません。
尚、中国で販売する日本からの輸入食品は、法定の検査検疫を行い「原産地証明」を提出したうえで輸入を行っております。
補足
誤解を招いた背景といたしまして、パッケージに日本語で「販売者 株式会社良品計画 東京都豊島区東池袋4-26-3」との記載があること。また、その日本語の表記の上から中国語のラベルが貼られていることの2点が挙げられます。
パッケージ記載の「販売者 株式会社良品計画 東京都豊島区東池袋4-26-3」については、日本の法律に基づき販売者の本社所在地を示したものであり、産地の住所ではございません。
また、日本語の表記の上から中国語のラベルを添付しておりますのは、日本語表記を現地の言語、及び現地の法定記載事項に則った表記とするために、行っているものです。
株式会社良品計画 経営企画部 広報課rk-pr@muji.co.jp
以上