地球環境負荷低減や地域コミュニティの活性化などの地域課題解決に取り組む 益子町と包括連携協定を締結
2021.10.15
株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 堂前 宣夫)は、本日10月15日(金)、栃木県芳賀郡益子町(町長 大塚 朋之)と「持続可能な地域づくりのための包括連携に関する協定」を締結しました。
益子町における環境の負荷低減や資源循環、地域コミュニティの活性化などの地域課題解決を目指す
当社は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、各自治体や地元住民が主役となって、それに無印良品が巻き込まれる形で地域を活性化していくさまざまな取り組みを進めています。
栃木県の南東部にある益子町は、茨城県と県境を接する、人口2万1,000人ほどの町です。窯業の町としても知られており、特産品には有名な「益子焼」があります。田園風景が広がり、里山の佇まいも残る自然豊かな町であり、CO2 排出実質ゼロ宣言をした栃木県に賛同し、町役場を中心にカーボンニュートラルに関する取り組みの検討も進められています。
こうした背景のもと、環境保全・資源循環の観点から、生活の中で使う道具としての「益子焼」の製造・販売が盛んな益子町と、日用品を中心に生活の基本アイテムを製造・販売する当社が、ものづくりに関わる同じ立場として、ものを作り、使い、そして使った後のことまでを含めたライフサイクルについて共に考え、「地球環境負荷低減」や「資源循環」などに連携して取り組むことを目的に、このたびの包括連携協定の締結に至りました。
また益子町には、全国的な例に漏れず人口減少や少子高齢化の加速化などに伴う、持続可能な地域づくりに対する課題もあります。一方、当社には、全国各都市への出店や、地方自治体と連携した取り組みを通じて培った経験があります。当社はこの経験を生かし、同町が抱える「地域コミュニティの活性化」、「公共施設の利活用」といった諸課題にも共に向き合い、地域社会の発展と地域活性化の推進に寄与していきます。
同町と当社は、本協定を通して、こうした多様な分野で連携し、協働することで、これらの取り組みをさらに発展させるとともに、同町内地域のより一層の活性化および町民サービスの向上を図り、持続可能な地域社会の実現を目指していきます。
【本協定における連携分野】
- 地球環境の負荷低減、資源循環に関すること
- 公共施設の利活用に関すること
- 地域資源を活用した産業振興に関すること
- 地域コミュニティの活性化に関すること
- その他、持続可能な地域づくりに関すること
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