無印良品を展開する株式会社良品計画（東京都豊島区／代表取締役社長 堂前 宣夫）は、秋冬向けの機能性インナーをリニューアルし、天然素材である綿の持つ「吸湿発熱性」を高めた「あったか綿」を使ったインナーシリーズを全国の無印良品とネットストアで発売します。シリーズのうち、「あったか綿　厚手」と「あったか綿　ウール」を10月11日（火）に新発売いたします。

当社は、2021年9月より新中期経営計画をスタートし、「誠実な品質と倫理的な意味を持ち、生活に欠かせない基本商品群、サービス群を、誰もが手に取りやすい価格にすること」を使命の一つと掲げ、生活者の皆さまの「日常生活の基本を支える」商品の充実を図っています。衣料品においては、毎日着用するインナーウェアや靴下を、その重要な商品群のひとつとして位置づけています。この度、いっそう多くの方にご利用いただくため、秋冬用のインナーをリニューアル開発しました。化学繊維のインナーが多く普及する中で、今回の「あったか綿」によるインナーシリーズは、天然素材である綿の特長を生かし、あたたかさと肌への優しさの双方を実現しました。また、綿は生分解性なので、環境にもやさしい商品となっています。

綿は、汗などの水分を吸収して発熱する天然の機能性素材です。今回の「あったか綿」では、綿の風合はそのままに、綿に特殊な技術^※1を施し、身体から発散された蒸気を熱に転換する「吸湿発熱性」を高めたインナーをつくりました。綿そのものの機能を高めているので、繰り返し洗濯をしてもあたたかさが続きます。

※1 一般の綿より蒸気（汗・湿気）と結合する分子を増やす技術

綿は肌の油分を過剰に吸収することがないため、肌の乾燥を抑えます。また、綿は帯電しにくく、ウール素材のニット製品などを重ね着しても静電気が起きにくい素材です。綿本来の肌触りはそのままに、あたたかく静電気が起きにくい秋冬におすすめのインナーです。

やや厚手の商品です。1枚でTシャツとしても着用できる厚みで、ワンマイルウェアとしても活躍します。晩秋から初冬の寒い時季にもカーディガンやニットのインナーとしても活躍する商品です。

ウールを綿で包んだ糸を使用することで暖かさがパワーアップ。首回りや袖の仕様をTシャツらしく仕立てているため、アウターとしてもインナーとしても着用できます。本格的な冬の時季や野外での活動時に活躍する商品です。

薄手で滑りがよい素材で綿とブナを原料にしたモダールを混合しています。ニットなどアウターにひびきにくく、秋口や春先の肌寒い時季におすすめです。モダールは、ブナの木を原料とするレーヨン素材の一種で、天然原料を由来としつつ、シルクのような滑らかさをもち、吸放湿性に優れ発熱効果も高いという特徴があります。

これからも良品計画は「生活の基本を担う」衣食住の商品・サービスの開発と拡充を進めることで、全国の生活者の皆様に「感じ良いくらし」を提供できるよう、事業活動を行ってまいります。