4/27(土) 「里のMUJI みんなみの里」に里山の食と景観を楽しむ、地域材を活用した里山デッキを新設 隣接地に農地公園がオープンし、外遊びできるエリアが拡大
2024.04.17
無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都文京区/代表取締役社長 堂前 宣夫)は、4月27日(土)より、千葉県鴨川市総合交流ターミナル「里のMUJI みんなみの里」に、千葉県の地域材を活用した景観が一望でできる「里山デッキ」を新設します。施設内にある「Café&Meal MUJI みんなみの里」では屋外でも手軽に食べられる鴨川特産のお米を使ったおむすびなどのテイクアウトメニューを同日より発売します。
当社は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域の皆様と価値観を共有し、地域課題に取り組むとともに地域を活性化するさまざまな活動を進めています。
地域事業部の1つである千葉事業部では、これまでの主な取り組みとして、2014年より鴨川市内釜沼北集落において、棚田保全ならびに里山コミュニティの活性化を目指す「鴨川里山トラスト」※1活動をスタートしました。2017年4月には鴨川市と「地域活性化に関する協定」を締結、2018年3月には千葉県鴨川市が設置する総合交流ターミナル「みんなみの里」の指定管理者として受託、それ以降地域と連携しながら「里のMUJIみんなみの里」として運営しています。
また、鴨川産長狭米(飯用米)を活用した「日本酒」「安房鴨川 里山JIN」や、鴨川の新たな価値あるお米としてバスマティ米とうるち米の特徴を持つ「プリンセスサリー」の生産など、地域の生産者と協業した地域産品の開発にも取り組んでいます。
「里のMUJI みんなみの里」では、これまでご利用いただいたお客さまとの対話の中で、食の充実、景観を活かす滞在場所、ペット連れや小さなお子さまがいるファミリーが気軽に食事ができるメニューや環境の充実などがもう少しあったらいい、というご意見をいただいてきました。
その声を受け、今回Café&Meal MUJIのテラス席の先に、鴨川の四季折々の景観を楽しめる里山デッキを新設し、鴨川をはじめとする千葉県産の地域材を活用した床材やベンチなどを設置しました。またその里山デッキで手軽に食事が楽しめるよう、鴨川産のお米を使用したおむすびを新たに販売します。地域の畑でつくられた野菜を使ったサラダバーのテイクアウトも可能です。
■地域の木材を使った里山デッキと里山ベンチ
里山デッキでは桜並木、青々とした田んぼ、山に日が落ちる夕暮れなど、四季折々の景観と飲食を楽しんだり、隣接した農地公園で遊んでいる子供を見守ったり、思い思いに過ごすことができるようになります。里山デッキの床材や里山ベンチは地域資源である鴨川を中心とした千葉県内の杉を使用し、地域の職人が製作しました。
■地元のお米を使った軽食テイクアウトメニュー(Café&Meal MUJIみんなみの里)
「お米の特長をたのしむ」をコンセプトに地域の特産品のお米を使ったおむすびを提供いたします。みんなみの里の直売所にはお米の種類が10~15種類程度並びます。香りが立つお米、もちもちするお米など、その時その時の特長あるおむすびをお楽しみいただけます。おむすび3種類から、日替わりで2種をご用意いたします。
里山のおむすび
(上)塩 税込150円/市民割130円
(左)青海苔クリームチーズ 税込250円/市民割230円
(右)ぶりバジルマヨ 税込250円/市民割230円
おむすびの他、屋外で楽しめるメニューの組み合わせ
■みんなみの里 BOSO to Go
里のMUJIみんなみの里の周辺には、訪れてほしい魅力ある場所や、知ってもらいたい活動などがたくさんあります。ボリュームたっぷりの定番の定食屋さん、なかなか見つけることのできない漬物屋さん、山を歩くとあらわれるひっそりたたずむ陶工房など、地域を知ればもっと楽しくなるきっかけを、ポストカードにして紹介します。
■地域事業者との連携
里山デッキの目の前に、地域の子供たちが自然、動物、人と触れ合いながら主体的に農業に関わることのできる農地公園「Soil to Soul FARMPARK KAMOGAWA」※2が同日4月27日(土)にオープンします。株式会社苗目と当社が連携し、里山デッキから直接アプローチできるように丸太階段を新設しました。今後は、公園のハーブ等の植物を使ったワークショップや動物と触れ合う体験等を共同で企画し、自然に触れ合えるきっかけを提供していきます。
当社は、「感じ良いくらいと社会の実現」にむけて、「暮らしの楽しさと地域の共存」につながる様々な取り組みを進めてまいります。
※1 「鴨川里山トラスト」とは・・・
2014年より当社がNPO法人うずと共に鴨川市内釜沼北集落においてスタートした棚田保全ならびに里山コミュニティの活性化を目指す活動。棚田をはじめとした畑、雑木林、古民家など、里山全体の「時間と空間」を価値ある社会の共有財産として保全し、次世代につなげていくことを目指しています。
※2 「Soil to Soul FARMPARK KAMOGAWA」とは・・・
千葉県鴨川市の山側で農業を営む株式会社苗目が主体となり、一般社団法人 Soil to Soulを設立し、子どもたちとつくる農地公園を開業します。子どもたちが自然と触れ合いながら自由な発想を開放し、自ら考え、遊びを通して人と関わり、個々の個性を認め合っていくことを目指しています。里山の自然、虫や鳥、動物のすぐ傍で子どもたちは自由に遊びまわり、身近にある資源(自然)を再発見したり、四季折々の木々や草花を香ったり、時には果実やハーブを収穫するなど、この公園が子供たちはもちろん、多くの方々の憩いの場となることを思い描いています。
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