無印良品を展開する株式会社良品計画（東京都文京区／代表取締役社長 清水 智）は、2024年秋冬にリニューアルした「MUJI Labo」の2025年春夏シーズンアイテムを1月20日（月）より、無印良品の一部店舗（17店舗）とネットストアで発売いたします。また、中国、アメリカ、フランスなど海外13の国と地域でも順次展開します。

「MUJI Labo」は、無印良品のベーシックな衣服づくりを追求する実験室として2005年から日本国内およびグローバルの大型店を中心に展開しています。2024年秋冬シーズンから、衣料品のものづくりの原点を見つめ直し、リニューアルしました。シンプルで洗練されたデザインの商品を、自然や素材の持つ力を活かし、細部にこだわった丁寧なものづくりで実現します。「MUJI Labo」でものづくりの実験や挑戦を続けることで、未来の無印良品の商品へつないでいきます。「MUJI Labo」は、地球環境を維持し、社会課題を解決し、文化伝統から学び、生活者個人の個性が輝くような、商品やサービスの開発を目指します。

2025年春夏シーズンは、季節に適した天然素材や昔ながらの生産工程からできた素材などを活用したアイテムを展開します。主な天然素材として和紙やリネン・ラミーを使用したジャケットやスカート、リネンとシルクやリネンとコットンなど天然素材を合わせたブラウスやTシャツ、低速度で筒状に生地を編む旧式のループウィール編み機でつくられたスウェットやTシャツなどを展開します。また、タオルやエプロンなどの生活雑貨アイテムに加え、新たにシューズや帽子やバッグ、キャリーケースなどの服飾雑貨アイテムを展開します。

【代表アイテム】

日本で漉（す）き上げられた和紙をオーガニックコットンと混ぜて織った生地を使用しました。吸放湿性に優れた和紙は軽くてさらりとした風合いが特長です。

東アジアを中心とした産地で栽培されているイラクサ科の天然素材のラミーを使用しました。リネンよりも繊維長が長く、素材特有のハリ感と光沢感があります。吸湿・発散性に優れ、夏を快適に過ごすことができる、さらりとした着心地が特長です。

肌触りがよいシルクと通気性・吸放湿性の高いリネンを使用しました。リネンとシルクのやわらかな風合いと自然な光沢感が特長です。

現在では主流の高速で編まれる編み機とは異なり、低効率になるものの、下から上にゆっくりと時間をかけて編んで行く独特の編み方法の「ループウィール編み機」を使って編み上げました。たっぷりと空気を含み、柔らかな風合いの素材に仕上がっています。

CAMPER（カンペール）と共同開発し、レザースニーカーを作りました。レザーは環境に配慮したLWG^※認証レザーを使用しています。ゴムの弾力性や耐久性を向上させるバルカナイズ製法を採用したアウトソールは中空構造になっており、軽さと着地の衝撃を和らげる仕様にしています。また、つま先にはトゥカウンターを内蔵し足先を保護、かかと内側にはヒールカウンターを使用し、安定した歩行を促します。紐は脱ぎ履きやすいゴム素材にしています。

※Leather Working Group（LWG）・・・皮革製造業界の持続可能性と環境保護を推進するために設立された国際的な団体

＜CAMPER（カンペール）＞

カンペールはスペイン、マヨルカ島発のコンテンポラリー・シューズブランドです。1975年に新しいスタイルと新鮮なコンセプトのシューズへの需要に応えるべくロレンソ・フルーシャによって創設されました。靴作りの豊かな伝統と他に類をみないブランドとして世界中で支持されています。

【取り扱い店舗】^{※1/10時点}

＜日本＞

代官山、銀座、新宿靖国通り、ルミネ新宿、池袋西武、渋谷西武、吉祥寺マルイ、NEWoMan YOKOHAMA、テラスモール湘南、マルエイガレリア、グランフロント大阪、心斎橋パルコ、京都BAL、神戸BAL、阪急西宮ガーデンズ、札幌パルコ、広島パルコ、ネットストア

＜海外＞

中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、イタリア（13の国と地域）

（主な店舗: 上海淮海755（中国）、Gangnam（韓国）、Plaza Singapura（シンガポール）、Fifth Avenue（アメリカ）、Francs Bourgeois（フランス）、Covent Garden（イギリス））

良品計画は、今後も「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、天然素材の活用や環境負荷の低減を考慮した商品開発、生活の基本を支える衣食住の商品・サービスの開発と拡充を進めてまいります。