一部店舗にて「千葉県南房総の花」「いちご牛乳/牛乳」の販売をスタート

新型コロナウイルス感染症の影響を受け余剰となっている農産物活用の取り組みとして、4月17日(金)より「千葉県南房総の花」の販売を無印良品 銀座でスタートしました。4月25日(土)以降は、都内を中心に展開店舗を順次拡大予定です。

千葉県南房総地域は、温暖な気候を生かした花の栽培が盛んな地域のひとつです。当社は以前より、千葉県鴨川市の総合交流ターミナル「里のMUJI みんなみの里」の運営をはじめとした地域連携の取り組みを進めており、今回の仕入先となった花卉生産者の方々とも、その交流の中でつながりました。

 現在、新型コロナウイルス感染症による影響で、式典やイベント等の中止や延期、規模縮小が全世界で相次いでいるのは周知のとおりですが、これらに向け計画的に作付けされていた花は販売のめどが立たず、また花屋の休業や海外輸出の停止も重なり、行き場のなくなった花はやむなく圃場で廃棄せざるを得ない場合もあります。無印良品では、余剰となった生花を千葉県南房総地域の花卉生産者から直接仕入れ、店頭で販売することで、生産者の方々への支援に繋げることと、お客様のくらしにさらなる豊かさと彩りが加わることを目指します。その週に仕入れることが可能な3~4品種を展開し、同品種3本をまとめた1束を消費税込み399円で販売します。
 店頭で展開する花の種類は限られますが、各品種の特徴や1種類で飾る際のコツ、長持ちさせるコツなどの情報も添え、花のあるくらしを気軽に楽しんでいただきたいと考えています。家の中で過ごす時間が長くなっている今、部屋に季節の花を飾ることでリフレッシュしていただきたいという思いを込め、これまで花を頻繁に買う習慣の無かった方でも身近に感じていただけるよう、グラスやボウルを使った無印良品らしい楽しみ方を店頭で提案します。
 17日(金)より販売を開始した無印良品 銀座では、お客様より「新聞やニュースで花が生産地で余っている件を知って気になっていた」「周辺の花屋もかなり休業していることもあり、お花が買えてうれしい」などのお声をいただきました。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、その他の農作物にも大きな影響を与えています。全国の小中学校の休校に伴い、給食として提供されるはずだった牛乳の一部は行き場を失い余剰となったり、春のいちご狩りシーズンに合わせて農園で大切に育てられてきたいちごも、観光客の減少によって摘まれないまま旬が過ぎてしまっています。
それらを千葉北部酪農農業協同組合や、千葉県・埼玉県のいちご農家の方々からCafé&Meal MUJIが仕入れ、「いちご牛乳」などのドリンクとして期間限定で販売します。こちらは4月24日(金)~5月6日(水)、限定6店舗にて提供予定です。生産者の方々の想いがつまった牛乳やいちごのメニューを通じて、お客様にくつろぎのひとときを味わっていただくとともに、生産者の方々の支援に繋げることを目指します。

【商品情報】
「千葉県南房総の花」
消費税込価格: 1束(約3本)399円
取り扱い品種:バラ、ヒマワリ、ユーカリ、スターチス、レースフラワー、テマリソウなどの中から3~4種類を展開予定
※天候や入荷状況によって取り扱い品種は変動
※週1回の入荷予定につき売り切れ次第その週の販売は終了
販売店舗:4月17日(金)~無印良品 銀座/4月25日(土)〜:無印良品 新宿、MUJI 新宿、無印良品 リヴィン光が丘、無印良品 リヴィンオズ大泉、無印良品 セブンタウン小豆沢、無印良品 イオン板橋
※営業状況により変更となる可能性あり

「いちご牛乳」「牛乳」
消費税込価格:いちご牛乳350円、牛乳250円
販売期間:4月24日(金)~5月6日(水)
販売店舗:Café&Meal MUJI 新宿、Café&Meal MUJI 日比谷、Café&Meal MUJI 府中ル・シーニュ、Café&Meal MUJI みんなみの里、無印良品 銀座(1Fジューススタンド)、Café&Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉(4月24日オープン予定) ※営業状況により変更となる可能性あり
※Café&Meal MUJI日比谷およびCafé&Meal MUJI府中ル・シーニュは、4/25・26、5/2・3は休業予定

※記事に記載している情報は、発表日時点のものです。