第50回 食品産業技術功労賞 を受賞しました

 食品産業新聞社が主催する「食品産業技術功労賞」は、日本の食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰する制度です。第50回を迎える今年は、6部門において34件の受賞が発表されました。その中で良品計画は「昆虫食やジビエ食を通じた社会問題へのアプローチ」というテーマで「環境・CSR」部門を受賞しました。
 無印良品の「コオロギせんべい」と「ジビエカレー」は、今後の世界的な食糧問題、環境問題などの課題や、農耕地の保全、中山間地域が抱える現状を考えるきっかけになればという思いから、商品開発の取り組みを始めました。商品の販売のみならず、社会でいま起きている様々な課題に目を向けて、商品産業・食文化に著しく貢献したという点が高く評価されました。

 コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年は表彰式の開催ができませんでしたが、12月1日(火)、株式会社 食品産業新聞社 常務取締役の冨澤和彦様が受賞記念楯を当社池袋本部にお持ちいただき、執行役員食品部長の嶋崎さん、食品部事業開発担当部付部長の河合さん、食品部商品開発担当部長の神宮さんに授与していただきました。

 今回の受賞にあたり、嶋崎さんは、「環境へ配慮した商品、サービスの提供は、良品計画の創立時からの理念のひとつなので、『環境・CSR』部門での受賞は、創立40周年をむかえる年に大きな自信となりました。無印良品では商品開発の基本として、『素材の選択』『工程の点検』『包装の簡略化』という視点を持っていますが、それらは企業の責任として当然の事なので、声高に訴求しないというのが原則としていますが、今回の受賞で『今、地球で起こっている事』を多くの方に伝えられたら、無印良品として大きな喜びです。」とコメントいただきました。今後もくらしの役に立つ無印良品の商品・サービスを世界中の生活者に正しくお届けできるよう取り組んでいきましょう。