「ゆりの木商店街」が新たな環境にリニューアルしました

 東京23区内最大のニュータウンである光が丘パークタウンは、光が丘公園を中心に街の景観や住棟が配置されており、利便性、住環境、都心へのアクセスという3拍子が全て揃った場所です。これまで、2018年6月に団地内の有休施設を活用して開設した社員寮「MUJI BASE光が丘」や、2018年12月に団地内の商店街にオープンした「MUJI com 光が丘ゆりの木商店街」を拠点に、自治会主催の夏祭りや商店会主催のクリスマスフェスタなどのイベントでのコミュニケーションを通して、団地や近隣住民の方々と様々な交流を創出してきました。

 これらソフト面での取り組みと並行して進め、今回形になったのが商店街の環境を整えるハード面での取り組みです。2018年11月「ゆりの木商店街活性化プロジェクト」をキックオフし、2019年3月より団地を運営するUR都市機構、環境デザインを担当するUID一級建築士事務所、当社で商店街の皆さんとの意見交換会を複数回実施し、どんな商店街にしていきたいかのビジョンを共有してきました。
 そして、2020年12月、まちの居場所となる「光が丘ラウンジ」をコンセプトに、街のリビングのような心地良さ、多世代を受け止めるコミュニティ形成の核となる商店街を目指して、キックオフから約2年をかけて商店街のハード環境をリニューアルしました。既存のひさしに、木目調の仕上げのアルミ製のルーバーを取り付け、夜はあたたかなダウンライトが映えるように設計されています。また、各商店の看板も統一し、商店街に一体感が生まれています。

 「MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街」の店長は、今回のリニューアルや、商店街での取り組みについて「馴染みのお客様からは、雰囲気が明るく柔らかくなったとお声を頂いています。また、イベント等を重ねていく度に、地域のみなさんとの新しい関係性が醸成されているのを感じています。」と嬉しそうに話します。
 また、UR都市機構やUID一級建築事務所とプロジェクトを進めた当社の空間事業の担当者は「ゆりの木商店街活性化プロジェクトの立ち上げをきっかけに商店街のみなさんのコミュニケーションが深まり、その後の商店会の復活、クリスマスフェスタの開催に繋がったことを嬉しく思います。」と話します。
 今後は、商店会と住民の皆さんが一緒に商店街の掲示板を作ることも予定しています。これからの取り組みにもご期待ください。


■関連サイト
MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街 ゆりのき便り|新しいゆりの木商店街
https://www.muji.com/jp/ja/shop/046603/articles/other/642121

あたたかなダウンライト