MUJI×UR「今度は団地まるごとリノベーション」発表会を開催しました

 3月15日(月)、MUJI×UR「今度は団地丸ごとリノベーション」発表会をMUJI BASE(東京都板橋区)で行いました。今回の発表会は、MUJI BASEとZoomウェビナーの2拠点同時に開催し、多くのメディア関係者に参加して頂きました。

 2012年より関西で始まった「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」は、日本の暮らしのスタンダードを追求してきたUR都市機構と、愛着を持って永く使える「暮らしの器」としての家を提供する株式会社MUJI HOUSEが連携し、現代の多様化した日本の暮らしに新たな賃貸リノベーションのスタンダードを発信すべく立ち上げました。WEB上で展開するコラムなどを通したお客様とのコミュニケーションを踏まえ、団地の持つよき歴史を生かしつつ、これからも多くの方に永く心地よく住んでいただけるよう、「こわしすぎず、つくりすぎない」というコンセプトで、リノベーションに取組むプロジェクトです。
 今回の発表会では、これまで行ってきた「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」の成果を踏まえて「団地まるごとリノベーション」と題し、団地を拠点とした地域の生活圏活性化を発表しました。おもに、住戸リノベーション、共用部リノベーション、地域コミュニティ形成、情報発信を行います。若年層のお客様に入居していただき、交流の場をつくり、沢山の地域関係者の方々とつながることで、町の活性化を目指します。
トップ対談では、中島正弘理事長(独立行政法人都市再生機構)と松﨑さんによる今後の地域活性化に関する展望や高齢化社会におけるコミュニティ形成などについてお話しされました。発表会の終わりには、中島理事長より「私たちの最大のミッションは、地域社会の課題解決です。これからもやれる事はやっていき、無印良品と協力して実施していきたいです。」とお言葉を頂きました。松﨑さんは、「おかげさまでMUJI×URは、これまでに1000戸供給しており、大変嬉しく思います。これからも地域に巻き込まれながら、一つ一つの課題に対して真摯に取り組んでいきたいです。」と締めくくられました。

 対談後、協定締結式が無事に執り行われました。今後は、協業の内容を拡大し、団地住戸だけでなく団地外観、屋外広場、商店街区といった共用部分にもリノベーションの対象を広げ、さらに地域コミュニティの形成にも連携して取り組むことで、団地を拠点とした地域の生活圏活性化に取り組んでいきます。

UR都市機構https://www.ur-net.go.jp/chintai/muji/ 
無印良品の家https://www.muji.net/ie/mujiur/ 
無印良品のリノベーションhttps://www.muji.net/renovation/