「みずから、はじめよう。」飲料新商品発表会を開催しました

 4月22日(木)、「みずから、はじめよう。」飲料新商品発表会を無印良品 銀座地下1階で開催し、オンライン参加も含め多くのメディアの皆様にご参加いただきました。記者発表会では、アルミ缶飲料の新商品のほか、”水“を起点とした無印良品のサステイナブルな取り組みを紹介しました。今回の容器変更は、これまでペットボトルを使用していたドリンクの中で、主力商品を中心とした全12種類を循環型原料であるアルミ缶に変更しています。

                     <ペットボトルからアルミ缶へ。循環型原料へ切り替え>

 無印良品は1980年のブランド創生以来、商品開発の基本としてきた「素材の選択」、「工程の点検」、「包装の簡略化」の観点から、地球資源の循環化、及び廃棄物削減を更に推し進める事で、生活者の方々のくらしの役に立ちたいと考えてきました。そこで、持続可能な社会に向けてすぐにできる事として、飲料全般のボトルを、循環型資源であるアルミ素材に切り替える事に着手しました。アルミ缶は、回収ルートが日本国内のリサイクル率が約98%、さらに水平リサイクル率(缶から缶へ)も約70%と高く、繰り返しリサイクルできる素材です。また、アルミ缶のボトルは遮光ができ、透過を抑えられるため賞味期間がお茶で40日、炭酸飲料で90日長くなり、フードロスの削減につながります。

<"水"を起点としたサステイナブルな取組み「みずから、はじめよう。」>
 プラスチックごみ削減の一環として2020年7月に始まった無料の給水サービスは、サービス開始時の113店舗から270店舗まで広がりました。2021年12月末までに国内の全店舗460店舗への導入を予定しています。あわせてスタートした、「給水」を日常生活に楽しく取り入れる「水」アプリは135,000ダウンロードとなっており、このアプリを使った計量では、参加者の「給水」への参加により約20万本※のペットボトルの削減に繋がっています。(※500ml換算)(※2021年4月22日現在)

 また、良品計画は2021年5月に熊本市と連携協定を締結する予定です。熊本市は上下水道のすべてを天然地下水でまかなう世界に誇る地下水都市で、2022年4月にアジア・太平洋水サミットの開催も予定しています。熊本市と連携し、市内施設に8台の給水機を設置したり、プラスチックごみ削減のメッセージをつたえるほか、熊本市立の小中学校でマイボトルの習慣化を促進する出前教室のサポートや、市内の水源をめぐるウォーキングイベントの開催も予定しています。
「みずから、はじめよう」というテーマと共に、無印良品のサステイナブルな取組みはさらに続いていきます。これからも、たくさんの企業や自治体の方々と”水“を通じた取り組みをすすめていきたいと考えています。

■水プロジェクトのお問合せ water@muji.co.jp
■水プロジェクト特集ページ https://www.muji.com/jp/ja/stories/food/520171