「PASS THE BATON MARKET Vol.4」に出展しました

 4月23日(金)~24日(土)、株式会社スマイルズが主催する「PASS THE BATON MARKET Vol.4」に出展しました。
PASS THE BATONは、株式会社スマイルズが主催する“NEW RECYCLE”をコンセプトにした現代のセレクトリサイクルショップです。高級品や低価格な品物だけを販売するこれまでのリサイクルショップではなく、個人のセンスで見出された品物や、使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う新しいリサイクルの形を提案することを目的にはじまりました。第4回目の開催となる今回のイベントは、お買い物だけでなく、参加される方のご自宅に眠っている使用していないものを店頭で回収する参加型の企画や、フードトラックにておいしくお腹を満たすことで食品ロス削減に貢献したり、オンラインでのウェビナーでトークセッションを視聴できるなど、さまざまな形で“もったいない”を楽しく解消するためのコンテンツが集まりました。イベントには、様々な業種から54のブランドが参加しました。
 無印良品のブースでは「Re:SUS」という取り組みを行いました。「Re:SUS」とは、無印良品のロングセラー商品であるスチールユニットシェルフとステンレスユニットシェルフ(以下、SUS)の使わなくなった金具や棚板などを再活用する取り組みです。SUSは、ライフスタイルの変化に応じて形を変えることができる便利な商品ですが、長く使われる商品だからこそ家族構成が変わるなどして、自宅で長い間眠ったままになっている棚板や金具があるので、それらを再活用したいという声が社内でありました。これまで無印良品 東京有明で使用しなくなったSUSのパーツ回収を行っていましたが、回収したパーツを再活用できるようにメンテナンスを行い、今回初めて店舗以外の拠点で、パーツの再販売と回収をトライアルで行いました。「Re:SUS」を通して、販売するだけでは終わらない「その次」に繋がる「新しい循環」を生み出していきたいと考えています。
 他にも、「Re MUJI」で染めた洋服の中で色味や染め具合により規格から外れ、倉庫に眠っていた商品の販売や、家具修理工房Furnitageと協力し「Re椅子」という椅子の再生トライアルの紹介などを行いました。また、イベント参加者であるミタケボタンとつながることで、POOLに合うサイズのボタンを無印良品のブースで販売しました。
イベントには終日入場規制をおこなうほどたくさんのお客様にご来場いただき、無印良品の「役に立つ」取組を知って頂く機会となりました。イベントでSUSのパーツをお持ち込みいただいたお客様からは「処分できずに困っていたから回収していただき助かりました」というお声があり、暮らしのニーズやお客様の声を直接お聞きすることができました。これからも、生活に寄り添うさまざまな活動を通してお客様に「感じよいくらし」を提供することを目指します。