北海道森町と連携協定を締結しました

6月23日(水)、当社は北海道茅部郡森町と、地域社会の発展と地域活性化の推進を目指し、「北海道森町と株式会社良品計画との連携に関する協定」を締結しました。

当社は、「感じよい暮らしと社会」の実現を目指して、無印良品の店舗を軸に、その地域に巻き込まれ、地域課題の解決やまちづくりに貢献する活動を進めています。これまで森町と無印良品は、2017年4月にオープンした「無印良品 シエスタハコダテ(北海道函館市)」をきっかけに、北海道の南「道南」で生育している「道南杉」を店内環境に活用したことからつながりが生まれ、北海道発祥の「木育」の活動を通してワークショップや植樹バスツアーを開催するなど様々なイベントを共同で行ったり、「無印良品 シエスタハコダテ」店内で開催する期間限定のマーケット「つながる市」に、森町の地元生産者の方に出店いただくなど、交流を深めてきました。

今回の連携協定締結により、両者の連携をさらにすすめ、森町の皆さまの暮らしに役に立つ取り組みを具体的に進めていきます。例えば、出張販売をとおして、地域の皆さまのお困りごとを直接お伺いし、地域住民の方々とともに課題解決を行うことを目指します。

6月23日に行われた協定調印式後には、森町役場前で、食品・日用品の出張販売を行い、約130名の町民の方にご利用いただきました。子育て世代の若いお母さんは、幼稚園のお母さんのLINEグループで無印良品の出張販売が来ることを知り、来店してくださったようで、「ペン、ノートなどステーショナリーや子供用の靴下を取り扱ってほしい」などのご要望をいただきました。また、森町砂原地区で飲食店を営んでいる方から「ウチの駐車場を使ってやりませんか」や、他企業の方から「ぜひ一緒に出張販売をまわりませんか」などお声をかけていただきました。

出張販売は、7月から「無印良品 シエスタハコダテ」を拠点に、週1回水曜日に、森町役場、駒ヶ岳地区、砂原地区など森町全域をカバーする計5拠点の中から、毎週2箇所ずつを回る定期運行を計画しています。

無印良品 シエスタハコダテの担当者は、「出張販売初日は、雨にもかかわらずたくさんのお客様にご利用いただき、無印良品が皆様に期待されてる事を再認識でき、大変うれしく思います。コロナにより生活様式が大きく変わり、その中で高齢化が進み一人暮らし世帯が増えている森町において、出張販売によって人と人がつながることで、単なる食品の販売のみならず、『無印良品』が生活の基盤の一つとなるような存在でいられることを目指す活動をしてまいります。」と今後の目標を語りました。

これからの森町と「無印良品 シエスタハコダテ」との取り組みにぜひご期待ください。