小泉進次郎環境大臣と会長の金井がファッションの未来について対談しました

 毎日、必ず着る「服」。気分を高めてくれたり、その日のモチベーションにつながったりするファッションは、今、過剰在庫の大量廃棄、生産時の水質・土壌汚染、CO2の大量排出、生産者の労働環境など、様々な課題を抱えています。

 そんなファッション産業をサステナブルなものへと変換し、次世代につなぐ活動に取り組む環境省。創業当初から「生活者、社会の役に立つこと」を軸に、さまざまな取組を実践している良品計画。国と企業、それぞれの視点から「ファッションの未来」、そしてこれからのライフスタイルへのヒントをテーマとした、小泉進次郎環境大臣と、良品計画会長の金井との対談が実現しました。

 舞台となったのは「無印良品 東京有明」。東京有明では、購入店舗に関わらず不要になった服を店頭で回収し再生原料にリサイクルする「古着の回収」や、余っている食品を回収し必要としている方に届ける「フードドライブ」、必要な量だけを購入できる「食の量り売り」、誰でも利用できる店内給水サービスなど、地球資源の循環化および廃棄物削減につながる活動を進めています。

 店頭での取組みを紹介した後、同店内の「陽の家」にて対談を行いました。小泉大臣は、ファッション産業が抱えている課題から、無印良品の取り組みを見学された感想や、ご自身が行っている環境を意識した行動、環境省が推進している活動や目標、官民連携の重要性などについてお話されました。そして、金井は、無印良品の成り立ち・モノづくりの考え方や、「みんなが豊かになれる会社」を目指し各店舗が主体となって取り組んでいること、里山保全・未利用資源の活用、自治体との連携など、広がっている無印良品の活動や考え方について話しました。

 今回の対談の様子は、環境省公式YouTubeチャンネルにて公開しています。

■ライフスタイルのリデザイン ファッションの未来(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=e6QSKaDUkHU