「いつものもしもCaravan」を開催しました

 11月13日(土)、14日(日)の2日間、新潟県上越市にある「海浜公園」および「直江津屋台会館」にて防災イベント「いつものもしもCaravan」を頸城自動車株式会社および株式会社良品計画の主催、新潟県および上越市の共催で開催しました。

 無印良品では、「いつものもしも」をテーマに、キャンプやアウトドアをする道具などを普段から使うことで、災害時に使い慣れた日用品で備える提案をしています。「無印良品 直江津」では、「MUJI CAMP TOOLS」のコーナーで国内外アウトドアブランドからセレクトした商品を無印良品の商品と一緒に展開するとともに、「いつものもしも」の提案を日頃から行っており、今回は遊びや楽しいことから防災を学び、「いつものもしも」に備える機会にできないかと考え「いつものもしもCaravan」を開催しました。

 2回目となる今年も、広場の中央に大きな焚火が設置され、それを囲うように丸太切り、薪割り体験、消火器を使った初期消火体験、救急対応体験などを行いました。
 また、屋台会館イベントホールでは、避難所宿泊体験を1泊2日の日程で初めて行いました。市内から23名の方にご参加いただき、コロナ禍に発生した災害を想定して実際に避難所で自分達が寝るベッドの組み立てや、無印良品のレトルトカレーを鍋で温めて食べました。宿泊体験の終盤には、「あってよかったもの」「必要だと思ったもの」を全員で書き出し、これから発生するかもしれない災害に備えました。

実際に参加された方からは、「避難所宿泊体験を通じて漠然としていたもしものときのことが具体的にイメージできるようになった」「はしご車や消防車、パトカー、自衛隊の大きな車両など子供が興奮しっぱなしで一日中楽しく過ごせた」などのお声をいただきました。

いつものもしもプロジェクトの担当者は、「地域の皆さんに遊びから防災を学び、冬の準備を始める時期に防災の準備もすることを一緒に考えてもらえたらということで企画しました。キャンプ場スタッフをはじめ、社内各部署の皆さまにご協力いただき、結果2,500名もの方が来場していただき盛況に終わることが出来ました。イベント終了後も、「いつものもしも」売場と「MUJI CAMP TOOLS」売場を通じて災害に対する備えの大切さを引き続き発信していきます。」と話します。

 自分の地域にはどのような人たちがいるのか、どのような場所があって、どのようなものが手に入り、食べることができたり、身に着けることができるのかを知っていること、そしてアウトドアツールが災害時にも役に立つことなど、「いつものもしもCaravan」に参加してくださった皆さんの防災に繋がればよいと考えています。