世界最大の売り場面積となる「無印良品 広島アルパーク」がオープン
4月22日(金)、世界最大の大型店「無印良品 広島アルパーク」が、広島県広島市西区の大型商業施設アルパーク西棟にオープンしました。
無印良品の商品をお買い求めいただけるだけでなく、レモンなどの地元産青果、牡蠣など名産品の加工食品販売、地域の方に出店いただき一緒にマルシェ販売やイベントを行う「つながる市」、気軽に健康相談ができる「まちの保健室」など、「地域の皆さまとすこやかな暮らしをつくる」をコンセプトとしたサービス・イベントを体験できるお店です。
■店舗概要
約1,870坪の売り場は、アルパーク西棟の1階と2階に分かれており、1階はスーパーマーケットのフレスタと隣接しています。食品や掃除用品、化粧水やシャンプーなどのヘルス＆ビューティー、衣料品など日常使いを目的とした商品は1階に、2階には家具やカーテン、収納用品、寝具など毎日お買いあげいただくというより、吟味して買うことが多い商品が揃っています。リフォーム・ショールームも2階に位置しています。
■ここを伝えたい！お店で工夫していること
①地域と作る店舗
今回のオープンに際し、どのような店が望まれているのか、親しまれるお店にするためにどうすべきかを考え、県内で活躍される方、地域住民の皆さまや行政の方々と話し合いを行い、いくつかのヒントをいただきました。例えば、広島県は健康寿命が全国と比較してあまり高くないこと、高齢化が進んでいることや地域産業を担う人材が不足していることなどが分かりました。また、ヘルスケアサービス、地域住民のつながりの場、地域の商材と出会う場などが求められていることを知りました。それらをヒントに、世界最大の売場面積となる約1,870坪の店内には、「地域の皆さまとすこやかな暮らしをつくる」をコンセプトに「食べることを楽しむ」「環境について考える」「健康を保つ」「住まう・くらす」「法人向けの空間サービス」「地域がつながる場所」の6つのキーワードで地域に根差した商品やサービスを展開しています。
店のメインエントランスである2階の入り口にはOpen MUJIがあります。通常の店舗では衣服が並んでいることが多いのですが、地域のみなさまと作っていく店舗にしたいと考えから、マルシェ販売を行ったり、住民参加型イベント等を行うOpen MUJIを設置しました。また、食品エリアの中央に地元青果や地域産品の売り場を作った理由も「地域とつくる店」という考えからです。
●地元野菜や産品が豊富に並ぶ食品エリア
●無印良品のカレーを国別に分けて陳列。タイカレーとジャスミンライスが同じ場所に並ぶ。
②環境負荷を考えたさまざまな商品の量り売り
「無印良品 広島アルパーク」では、フードロスや環境負荷を考慮し、穀類や茶葉・コーヒー豆、洗剤やシャンプーなどの量り売りを行っています。
ブレンドディーは、専門のブレンダーが常駐しており、お好きなブレンドを専用カウンターで選んでいただき注文できます。大豆などの豆類やもち米、雑穀などの穀類、ドライフルーツなど食品の量り売りは、衛生を保つため専用の部屋で販売されており、20g以上から購入可能です。お客様ご自身で食品ごとに袋を分けて量り、どの商品が何グラム入っているか値段シールを貼っていただきます。
シャンプーや洗剤は、専用の容器またはお使いになっている容器をきれいに洗い、ラベルを外してお持ちいただければ必要な量を販売いたします。環境について考える、環境負荷を軽減するための取り組みとしてチャレンジしています。
●フードロスの削減のため、必要な分だけ購入できる食品とブレンドティーの量り売り
●洗剤やシャンプーなどのヘアケア製品の量り売り
③まちの保健室
「無印良品 広島アルパーク」では、地域のみなさんが気軽に健康相談できる「まちの保健室」サービスを開始。本サービスは、「無印良品 直江津」に続いて2店舗目での導入です。当店では、理学療法士や管理栄養士、保健師などが日替わりでお客様の健康相談を受け付けます。「未病」の考えを理解するメンバーが揃い、日常の中で気になる不調などをお買い物のついでに対面で相談していただけるサービスです。
●地域の方々が健康の不安を解消し、いつまでもすこやかに地域社会で活躍できるように
健康相談ができる「まちの保健室」を導入
●エッセンシャルオイルの香りが試せるコーナーを設置
●家具の販売やリノベーションなどお客様の『住まう』『くらす』ことに関する商品や
サービスを提供
●4月22日(金)のオープン当日は、地元のパン屋さん、コーヒー屋さんをはじめ、
手相占い屋さんなど計24団体の皆さまにご参加いただきました。
