花見川団地を拠点とした地域生活圏活性化に関する協定の一環で自動運転バス(GACHA)の実証実験を実施
千葉市、UR都市機構、MUJI HOUSE、と良品計画は千葉県内でも最大規模の団地、花見川団地のリノベーション・地域活性化をさらに進め、取り組みを拡大すべく「花見川団地を拠点とした地域生活圏の活性化に関する協定」を5月26日(木)に締結しました。この協定の一環として、千葉県千葉市の花見川団地においてSensible4が開発し当社がデザインを手掛ける自動運転バス(以下GACHA)の運行実証実験を5月24日(火)~6月2日(木)まで実施しています。
GACHAは世界初のあらゆる気象条件下でも機能する自動運転バスです。少子高齢化・過疎化の進む地域では、日常の買い物などに不自由する買い物難民が社会課題となっており、その解決策のひとつとしてドローンや自動走行ロボット、自動運転バスなどの技術が注目されています。花見川団地は団地内でもモビリティが必要なほど規模が大きく、日常の移動や買い物に不自由する高齢の方が多い地域です。今回の実証実験では、より生活に身近な団地という住環境における団地内移動支援に係る実現性と知見の習得を目的とし、住民の生活範囲の拡がりやコミュニティ形成、地域活性化にどのように寄与していくかなどの可能性を検証します。同地域での実証実験を通じて得られた結果を活用し、さらなる地域活性化への貢献を目指します。
また移動支援以外にも、子どもの居場所づくり、健康関連サービスの提供、マルシェやイベントの開催、などを通じて花見川団地のにぎわいの創出や地域交流の促進を図っていきたいと考えています。
【GACHA概要】
サイズ:L4.6m × W2.5m × H2.8m
定員:16名(座席数10席、⽴ち乗り6名)
自動運転での最大時速:40km/h (実証中は20㎞/以下で実施)
駆動装置:4WD、電動
走行距離:急速チャージにより100km以上(オプションとしてワイヤレスチャージも可能)
【花見川団地概要】
千葉県千葉市花見川区にある、昭和40年代に建設された代表的な大規模団地で、賃貸だけで約5,700戸、分譲をあわせると7,200戸を超える規模。
【運行ルート】
団地内のつながりを考え、商店街やバス停、集会所の近くを通るルートで走行しています。
GACHAが走ることで、外出機会の創出やコミュニティ形成、地域生活圏の活性化の役に立っていきます。
※実証実験でご乗車頂けるのは花見川団地にお住いの方となります。
GACHAに関するサイトURL:https://www.muji.com/muji-gacha/jp/