店舗と地域をつなぐ立役者 パートナー社員、アルバイトスタッフをご紹介します:第1回(北海道・新潟県)
無印良品では地域のコミュニティーセンターになることを目指して社員やパートナー社員、アルバイトスタッフなどが様々な取り組みを行っています。その中でもパートナー社員やアルバイトスタッフが店舗と地域を繋ぐべく行っているイベントの企画・運営などの事例を3回に渡って紹介していきます。
※良品計画ではそれぞれのライフスタイルに合った働きかたを選ぶことができるようにパートナーやアルバイトといった複数の働き方があります。
(詳しくはこちらをご覧ください。https://careers.muji.com/jp/shopstaff/stepup/)
■出店者を自ら探し、企画から運営まで実行するつながる市を開催(北海道)
北海道にある「無印良品 札幌パルコ」と「無印良品 シエスタハコダテ」ではパートナー社員やアルバイトスタッフが主導してつながる市を運営しています。つながる市は「ヒトとつながる、マチをつなげる」をコンセプトに、地域にある様々な店舗の方々に無印良品のお店に出店いただき商品を販売し、地域の消費者と交流いただくマーケットです。パートナー社員やアルバイトスタッフが自ら地域にあるお店を巡り、商品を実際に購入して食べたり使用したりしながら出店のお声がけや販促物の作成、出店者の方々の当日の運営サポートを行っています。
「無印良品 札幌パルコ」では畠山るいさん、村山綾音さんが主導してつながる市を開催。つながる市を毎月数回開催しており、初めて出店される方でも安心して出店していただけるよう搬入や陳列、演出の仕方などをサポートしています。パン屋さんとジャムを販売するお店を隣同士にするなど、関連性のある商品を取り扱う店舗を近くに配置することで販売を促進したりお客様の利便性につなげたりする工夫なども行っています。他にも開始時間前に出店者同士で自己紹介をする時間を設けることで出店者同士のつながりが生まれるようするなど、コミュニケーションも重視しています。担当の2人は「より多くの方にこの素敵な取り組みを知ってもらい、足を運んでもらえるよう、魅力を伝えていく情報発信にも一層力を入れていきたい」と意気込みを語りました。
「無印良品 シエスタハコダテ」では、パートナー社員である菅原真衣さんとアルバイトスタッフの遠山薫さんがつながる市を主導しています。過去に38回(2022年7月時点)開催してきた中で様々な地域、ジャンルの出店者とつながりができていることから、函館の隣町である七飯町、隣の県である青森など町や地域ごとでつながる市を開催するなどテーマを持って企画。函館の方々だけでなく近隣地域にお住いの方々にも店舗にお越しいただくきっかけになることを目指しています。「地域の人みんなが集まれるきっかけを作り、無印良品を”ホーム”だと思っていただけるように頑張りたい」「人と人との繋がりが新しい流れをつくり、地域活性化に繋がると思っているので、そのために笑顔で仕事をしていきたい」という思いで2人はつながる市を開催しています。
どちらの店舗でも、複数の出店者と連絡・調整を行うため情報やスケジュールの管理に難しさがあるということでした。出店者とのやり取りが滞らないように他の店舗スタッフと連携してフォロー体制を整えたり、出店者の情報を管理しやすいように過去の出店状況など必要情報を明記するなどの工夫をしているそうです。
■Uターンしたパートナー社員が企画・提案から手掛けて地域イベントを開催(新潟県)
新潟県にある「無印良品 直江津」では地元出身の五十嵐めぐみさんが活躍しています。現在店舗と地域を繋ぐ活動に注力しており、地域の人たちと一緒にイベントの企画運営などを行っています。さまざまな地域情報を入手するため、実際に現地に赴き、商品を食べたり使ったりしながら、販売者の方に会って話をすることでつながりを作っているほか、五十嵐さんの友人知人にもヒアリングしたり、SNSからも情報収集をしています。その結果、最新の店舗情報はもちろん人気店の動向や河川敷の花の咲き具合まで把握しているほどの情報通に。このような日頃の積み重ねにより培われた地域の人々とのつながりを生かし、つながる市や防災イベントを出店者や行政など外部の方々と交渉しながら数々手掛けてきました。
日々、自分自身に地域の情報をインプットし、更新していくことは、時間やエネルギーも必要なため楽しいだけではないものの、新たな人や地域の魅力を発見したときの喜びが原動力になっているとのこと。今後については「これまで出会ってきた人や地域との関わりをより深く濃く続いていくものにし、特に地域の子どもたちの未来が楽しくなるように、地域の人たちと一緒に地域を盛り上げていきたい」と考えているそうです。