無印良品での経験が豊富なインテリアアドバイザーを増員し、住まいづくりの相談サービスを拡大中

 新年度や新学期のタイミングに伴い、引っ越しや新居への移転、購入など、くらしが変わる人が多い時期。無印良品には、「このスペースにぴったりはまる家具のレイアウトを考えたい」「収納がすっきりする棚がほしい」など、お客様の暮らしの悩みに応える専門アドバイザーとして、インテリアアドバイザーがいます。昨年の9月にはインテリアアドバイザーを統括する部署(営業本部販売部 IA統括)を新設し、店舗や本部で長く働いて経験を積んだ社員17名が新たにインテリアアドバイザーとして加わり約100名になるなど、知見が豊富なインテリアアドバイザーの人数を増やしています。

■お客様と最も近くで接し、暮らしをサポートする「インテリアアドバイザー」
 無印良品のインテリアアドバイザーは家具の専門知識を有しており、お客様のご要望に合わせ無印良品の商品やサービスを使った解決策の提案を行い、お客様の役に立つことを目指すプロの販売員です。その提案は、家具やインテリア、収納だけに留まりません。例えば、ベッドをお買い求めのお客様のお話を聞く中で、睡眠に関して悩みがあると分かり、パジャマの相談やアロマの相談に話が広がったりすることもあります。お客様から多様な困りごとの相談を受け、応えることができる「まちの便利屋」のような存在になるには、長年の無印良品の商品・サービスの知識を生かした対応が求められます。
 無印良品で長く勤めている社員の中には、店舗や本部の複数の部署で経験を積んだことで商品・サービスの知識を豊富に持ち、プライベートで引っ越しや子育てなどのライフイベントの経験を持つ人も多いです。彼らは無印良品に関する知識に加え、人生経験も多い分その商品をどう生かせばいいのかなど生活の知恵を合わせて提案できるという強みを持っています。その中の一人である佐藤正則さんは、昨年9月からインテリアアドバイザーとして働き始め、「自分が20代、30代の頃に今の接客はできなかったと思う。20年以上働いてきた分、お客様のニーズに応えられるようになっていると感じる」と言います。

<シミュレーターを使う佐藤 正則さん>

 
 
■お客様の住まいの悩みに向き合い、共に解決する仕事に携わる喜び
 本間良寛さんは、店舗でスタッフやマネージャーとして11年勤務した後、本部で物流を担当する部署(流通推進部)で働いていましたが、お客様に近く、ダイレクトに声を聞けるところで働き直したいと思い、インテリアアドバイザーに志願しました。インテリアアドバイザーになったことで、お客様の細かなご要望を伺い、そのご要望に応え、反応を直に感じられることに楽しさ・やりがいを感じているそうです。カーテンのプリーツ加工の度合いにこだわりを持つお客様に対してプランを提案した際には、再来店したお客様から感謝の言葉をいただいたこともあり、自身の提案がお客様の役に立つことを直接感じられることが嬉しいと話していました。「1人のお客様と深く長くお付き合いでき、そのお客様の担当のようになれる。自分に任せてください、と言えることが楽しい」と佐藤さんも話していました。インテリアアドバイザーは地域のお客様の課題を聞く窓口となり、共に解決するサポーターとなれる仕事です。

■インテリアアドバイザーを増やし、お客様の相談に応える解決策を広げたい
 無印良品が提供するサービス「MUJI SUPPORT」はインテリアや収納、リノベーション、リフォームなどのお客様の相談にインテリアアドバイザーが応えるサービスです。当社の経験が豊富なベテラン社員からインテリアアドバイザーを輩出するなど、インテリアアドバイザーの人員を増やすことで、より多くのお客様の困りごとを聞き、解決したいと考えています。
 また、組み立てをしてほしいというお客様のご要望が多かったことから、3月中旬より新たに、「無印良品 野々市明倫通り」と「無印良品 イーアス春日井」の2店舗で店舗独自サービスとして、「出張組立サービス」をテストローンチする予定です。今後は各地の店舗が「MUJI SUPPORT」のサービス拡充だけでなく、地元の企業や団体など地域で活動している方々と連携するなどしてお客様の悩みに応える方法も考えたいと思っています。新生活を機に暮らしの相談をしたい方は、お近くの店舗でインテリアアドバイザーにぜひ相談してみてください。

MUJI SUPPORT:https://www.muji.com/jp/site/mujisupport/