店舗と地域をつなぐ立役者 パートナー社員、アルバイトスタッフをご紹介します:第2回(千葉県・京都府)
無印良品では地域のコミュニティーセンターになることを目指して社員、パートナー社員やアルバイトスタッフなどが様々な取り組みを行っています。その中でもパートナー社員やアルバイトスタッフが店舗と地域を繋ぐべく行っている活動の事例を3回に渡って紹介します。第2回の今回は千葉県、京都府の事例を紹介します。(第1回はこちらhttps://ryohin-keikaku.jp/topics/035057.html)
※良品計画ではそれぞれのライフスタイルに合った働きかたを選ぶことができるように、パートナーやアルバイトといった複数の働き方があります。
(詳しくはこちらをご覧ください。https://careers.muji.com/jp/shopstaff/stepup/)
■団地や商店街の活性化を目指し出張販売を計画(千葉県)
千葉県にある「無印良品 イオンモール八千代緑ヶ丘」では千葉市内の花見川団地で出張販売を実施しており、パートナー社員の押尾保洋さんが販売する商品の計画および販売を、店長や地域担当のマネージャーと協力しながら行っています。花見川団地は開発から50年を経た郊外型の大規模団地で、高齢の方や車などの移動手段を持たない方も多い、いわゆる買い物難民の方が多い地域です。
普段遠くてご来店いただけないお客様に無印良品の商品を知っていただくべく、食品・生活雑貨・衣料品を販売しています。季節によってニーズが異なるため夏はUVケア用品、冬は保湿スキンケア用品など販売内容を変え、お客様が必要なものをお買い求めいただけるよう持参する商品を計画しています。また無印良品の商品以外にも地域で育てられた野菜を販売したり、地元のキッチンカーを地元商店街に招致したりといった取り組みも行い、地域の方々と共に商店街の活性化を目指しています。
押尾さんは出張販売時にお客様の笑顔を見ることが励みとなっており、お客様からの感謝の言葉を聞くと地域の役に立っていることを実感するそうです。「今後も出張販売を継続するべく計画を立てながら、ゆくゆくは花見川団地の取り組みをモデルケースとして他の地域の店舗にも運営方法など伝えていきたい」と意気込みを話してくれました。
■個人の活動を自店のつながる市や他の無印良品・地域のお店でのイベントにも展開(京都府)
京都府にある「無印良品 京都山科」ではパートナー社員の渡邉香織さんが個人の活動で培ったつながりや経験を店舗イベントに活かしています。京都で生まれ育った渡邉さんは地元に知り合いが多く、日頃から知人が開催するイベントの手伝いなどを行っています。知人の編み物作家が仕事着にもできるセーター(働くセーター)の編み方を紹介する書籍を販売していました。その書籍では広島で働く方々に仕事着としてセーターを着てもらった写真が掲載されていました。そこで渡邉さんはその書籍を参考に2021年からその編み物作家の方と共に京都で働く方々が「働くセーター」を着ている写真をインスタグラムで発信し始めました。活動を続ける中で知り合いになったホホホ座浄土店※から冊子化の打診を受け「a sweater.」という渡邉さんは冊子も制作しています。
「無印良品 京都山科」では2021年無印良品 京都山科3周年フェアで冊子に登場した店舗にお声がけし、つながる市マルシェや写真展を開催しました。2022年1月には「無印良品 イオンモールKYOTO」では同展の巡回展も開催しました。
「京都に生まれてこれまで経験してきたことを活かし、地域を盛り上げていきたい」という思いがあり、出店者の方々同士で新たな交流が広がる光景を目にするとやりがいを感じるそうです。今後も地域の方々の関係と続けて関係性をつなげていきながら、出店者としての関係だけでなく店舗のファンづくりとしても貢献していきたいとのことです。
※新書や古書を扱うだけでなく、書籍などの企画編集やイベントの企画なども行っている。(http://hohohoza.com/%E3%83%9B%E3%83%9B%E3%83%9B%E5%BA%A7%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F)