キャリアについて:社員インタビュー
就職活動から入社まで
私が就職先として良品計画を選んだのは、ちょうど就活の年の前年に、急にテレビCMがたくさん流れるようになり、個人的に衝撃を受けて、「無印良品にしては珍しい。何でもやるんだな、面白いな。」と思い、何かチャレンジしていくスタイルが良いなと思ったのが、きっかけです。
入社当時は、学生の時にメディアについて勉強していたので、「モノ」も好きだけれども、お客様に向けて「モノの良さを伝えること」ができる仕事をしたいと考えていました。
Found MUJI 青山 初代店長として、大切にしていたこと
Found MUJI の初代店長になった経緯は、入社4年目の頃、店長会議にて当時の企画デザイン室室長のFound MUJI についてのプレゼンを見たときにとても感銘を受け、「店長でなくとも良いので関わらせてほしい」と自ら願い出たのが、すべての始まりでした。
実際の店舗運営では、「スタッフ皆と共にお店をつくっていく」ということを大事にしていました。
新しい業態で運営しているという自覚はもちろん、お越しいただくお客様に「この店はどういうコンセプトの店なのか」を知っていただき、また来たくなるような店になるべく、単に販売することだけでなく、商品についても成り立ちからよく勉強しました。
また、モノ自体は商品部がいつも素敵なモノを探し準備してくれますが、私とスタッフは、そのモノの背景や、なぜそのモノがこの世に生まれ出て来たのかの成り立ちなどを、直接口頭で会話するときの表情も含めて、お客様に「伝えること」に重点を置いてきました。
現在の仕事:さまざまな声や考えを形にしてゆく商品開発
現在は、キッチン用品、テーブル用品の商品開発をメインに行っています。
お客様からの声、店舗スタッフの声をもとに、どんな商品があればお客様に喜んでいただけるか、無印良品の考え方を伝えられるかを検討し、形にしていく仕事です。
商品を取り巻く環境もとても大切なため、他部署の方々に協力いただきながら一緒に整えていくことも重要なお仕事のひとつです。
販売計画、売上分析、販売促進活動、店舗への商品情報の発信、市場調査なども行なっています。
店舗での仕事で、お客様にどんなことで喜んでいただけるか、無印良品に期待していることは何かを、目と耳で実感できたことは、貴重な体験で、今に活かされていると感じています。
また、店頭でどんなことが起こるかを想像しやすいため、店舗スタッフや店長を経験できて良かったと実感しています。
将来について考えていること
現在も、店舗を見るように心がけていますし、できる限り、さまざまな展示会やイベントにも行ってみたりと、新しい発見や、気づきを得られるよう、いつもアンテナを張るようにしています。
将来は、海外の反応を直接確認できるような環境に身を置いてみたいです。また、さまざまな文化・料理について更に勉強して見聞を拡げ、会社や社会へ還元してゆく仕事ができればと考えています。
経歴
- 2007年 入社 無印良品 キャナルシティ博多(現:MUJI キャナルシティ博多)
- 2009年 無印良品 ゆめタウン筑紫野 店長
- 2010年 無印良品 トキハ別府 店長
- 2011年 Found MUJI 青山 店長
- 2013年 生活雑貨部ハウスウェア担当