キャリアについて:社員インタビュー
スペイン・ポルトガル担当 課長
入社前後の頃のこと
私が良品計画を志望したきっかけ。それは、学生の時に1年休学しワーキング・ホリデーでオーストラリアに滞在していた時に買い物でとても困ったことがあり、あらためて「買い物しやすい店とは」と思った時に、無印良品が浮かんだことが強く印象に残っていたからです。また、純粋に「商売がしたい」とも思っていました。
そのため、今はまさに、志望動機が叶っていると言えます。
最初に配属された店舗では紳士ウェアの担当でしたが、入社して間もない頃の店舗経験の中で、何より自分で試行錯誤して売上を上げるという小売業の醍醐味を学んだことは、自分自身にとってとても大きいことでした。
また、何でも好きなように任せてもらえる上司のおかげもあって「売る楽しさ」が染みついています。そのため、担当業務が変わっても、その先には「お客様に買って頂ける」楽しさに繋がっていると考えると、どんな仕事も意欲的に取り組むことができます。
現在の仕事について
海外事業の仕事に関わるスタートとなったのは、2011年、入社5年目の中国事業からです。中国担当には、社内での公募時に自分から手を挙げました。
現在は、良品計画の子会社であるMUJI SPAIN, S.L.でスペイン国内6店舗、ポルトガル国内1店舗のMUJI及びオンラインビジネスを運営しています。
販売責任者として営業企画の立案・実行、在庫管理、経費コントロール、現地スタッフの育成、日本の本社との連動を担当しています。店長経験者として日本に劣らないサービスの提供、無印良品の良さを伝える店舗の実現に向け、日々取り組んでいます。
将来のことについて考えていること
将来は、強いて挙げれば、物流に関することや商品開発などに、とても興味を持っているため携わってみたいと思っていますが、正直、若い頃にさまざまな経験をさせてもらえたので、何でもやってみたいし、どの部署へ行っても良いという心構えでいます。
海外事業の担当になって
海外では思わぬトラブルが多々発生します。そんな時に頼りになるのはやはり人です。関連部署やお取引様と接する機会が多いのですが、常に相手を尊重してお互い気持ち良くサポートし合える関係を築くよう心がけています。特に現地のお客様やスタッフは言葉の壁がありますので、より誠実に行動で示すことで信頼を得られるようにがんばっています。
無印良品の海外事業に携わりたい場合、何がアドバンテージかというと、まず日本の小売、日本の無印良品の店舗を理解していることだと言えます。ただ単に言葉ができるだけでは力不足です。
最初は、国内店舗で経験を積み、さらには商品知識を深めるために商品部を経験してから、海外へ行くのが理想だと考えます。あとは、自分から手を上げる勇気ですね。
しかしながら、海外に行くことに固執しすぎて、いろいろな可能性が秘めている自分を見失わないようにしてほしいとも思っています。早いうちから一つの方向に決めず、さまざまなことに取り組んだ方が、のちに海外に行ったときにも、仕事に幅ができて良いと考えます。
経歴
- 2007年 入社 無印良品 池袋メトロポリタンプラザ
- 2007年 無印良品 アトレ目黒
- 2008年 MUJI 銀座松坂屋
- 2009年 無印良品 浦和パルコ
- 2009年 無印良品 新所沢パルコ 店長
- 2010年 無印良品 アトレ川越 店長
- 2011年 海外事業部中国担当営業担当 販売オペレーション担当
- 2012年 海外事業部中国担当営業担当 営業改革担当
- 2013年 無印良品 たまプラーザテラス 店長(2014年よりブロック店長)
- 2015年 グローバル事業推進担当 営業課 課長代行
- 2015年 欧米事業部欧州担当営業担当営業改革課 課長代行
- 2016年 欧米事業部欧州担当スペイン・ポルトガル担当 課長